あなたは成功曲線ってきいた事があるでしょうか?
正式にそういう名前かどうかは分かりませんが私はそう呼んでいます。

勉強でも仕事でもスポーツでも何でも同じですが、物事を新しく始める場合、かけた時間と成果は比例しません。

最初は時間をかけて学んでも、ほとんど成果に結びつきません。
それでもくじけずに学び続ける事で少し成果がでてきます。

そして、学んだ時間の合計が一定のレベルを超えたところで大きな成果が現われます。

ちょうど二次関数のような放物線を描いて成果が加速度的に伸びていく、これが成功曲線です。

私が以前に英語のヒアリングを学んだ時がまさにこのパターンでした。


テレビニュースの副音声を録音し、毎日通勤の車の中で聞いていました。

英語圏のアナウンサーが話す普通の速度の英語ですから初心だだった私には、最初は雑音にしか聞こえませんでした。
しかしそれでも気にせずとにかく音声を聞き続けました。

それをしばらく続けたある日、ところどころの単語が少し聞き取れるようになり、そのニュースが政治なのか経済なのか、あるいは天気予報なのかといった程度は分かるようになったのです。

なおも聞き続ける事数ヶ月。
その日は突然やってきました。

機能まで霧の中に包まれてなんとなくボンヤリとしか聞き取れなかったそのニュースの音声が突然日本語を聞くように理解できるようになったのです。

こう書くと、そんなはずないだろと疑う方が必ずいると思いますがこれ本当です。
恐らく外国語を真剣に学んだ事のある方なら確実のこの経験をしているはずです。

もちろんこの現象は日常生活の中でも経験するができます。

例えば朝食に鮭の切り身を焼くときの事を考えてみます。
最初に片面を焼き始める時はグリルが冷えていますから焼けるまでに時間がかかりますよね。

でも、その面が焼き上がる頃にはグリルが暑くなっているのでもう片面はその1/3程度の時間で焼けます。
これも時間と焼き具合をグラフにすれば同じ結果になるはずです。

あるいはお湯を沸かす時も同じ。
水を入れたやかんを火にかけます。
最初のうちはいくら加熱しても何の変化もありませんよね。

ところが90度くらいまで熱せられると突然音がし始めます。
そして95度で気泡ができ始め、約100度になって始めて沸騰します。

いくら加熱しても何の変化も起きない = 結果がでないので、つまらなくなってやめてしまったら絶対に沸騰させる = 成功のステージに立つ 事はできません。

成功者とそうでない人の違いは実はほんの小さな事でしかありません。
手に入れたい結果が得られるまで続けたか、その前にやめてしまったかの違いでしかないのです。

いくら英語を学んでも聞き取れるようにならなかったと嘆く人にお尋ねします。
あなたは自然な速度の英語が聞き取れるようになるまで学び続けましたか?

あなたがパソコンの技術を身につけたいとしても、方法は同じ。
理解できるまで学び続ければいいのです。
時間の許す限りパソコンを触ってみる。
キー入力をマスターしたければとにかく多くの文字を打ってみる。
そういった努力を続ける必要があります。
芸能人が出演するような下らないテレビ番組など見ている時間はないのです。

ノウハウなんて大して重要ではありません。
絶対にそこに到着したいというマインドさえ持っていれば、その方法は自然に見えてきます。

ザ・シークレット・マインドセット → http://lifeisfun.livedoor.biz/mindset.html