ITコンサルタント オフィスハピネス

1999年からIT・パソコン機器の技術支援事業を行っています。 2023年で創業から24年を迎えます。 これまで10,000件以上の案件に対応してきました。 群馬県、埼玉県、栃木県なら訪問でのサポートを、それ以外はオンラインや遠隔操作にて問題解決しています。

つれづれ日記

群馬県でパソコン技術支援を行っている業者です。

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コンピュータ機器の導入・入替作業・修理やトラブル解決などが得意です。。

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後閑克己

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餅は餅屋

最近の事例から。

ある会合で知り合った同じ町内にお住まいのお客様。
パソコンを購入しフレッツ光も引いてあるが、まだインターネットに接続していないので、ゲーム機も含めて無線LANで接続して欲しいとの依頼だった。

訪問先は車で5分とかからない場所。
到着後、早速環境を確認させてもらった。
PCは画面が24インチもある大型の機種で、それにWiFi対応のプリンタも同時に購入、最近加入したフレッツ光に無線で接続したいという事だった。
それ以外にWiiとPS3もお持ちで、これらも併せてネット接続したいという。

今回こちらのお客様が私に作業を依頼されたのには事情がある。
仕事上で付き合いのある市内の電器店から接続設定も含めた形で機器を購入したのだが、無線接続がうまくいかずにこれまで4回も5回も訪問作業しているという。

結論から言えば店主がネット接続に関して知識がなかったというだけの事なのだが、お客様の話を総合すると、販売店として長くやってきているというプライドもあったのか外部に依頼するという対応ができずに自力で解決する事にこだわったために、こういった結果になってしまったようだ。

作業の途中、接続設定を何度も繰り返すうちに、パソコンが正常に作動しなくなってしまい、新品なのに一度リカバリーを行ったという。
お客様には、ウィルスに感染してしまったため初期化が必要だと説明したという事だったが、私の推測では設定に無関係な操作を何度も行った結果OSのコンポーネントを破損してしまったというのが真実ではないかと思う。

私は今までインターネットの接続設定を少なく見積っても1,000回以上行ってきているが、作業中にPCがウィルスに感染した事などただの1度もない。
という事でお客様はその電器店への依頼のあきらめ、私に話をいただいたというのが事の顛末である。

最近の無線機器は、接続が簡単にできる事が強調されているが、今回のように複数の機器を同時に接続しようとする場合、手動での設定が基本であり、無線LANの基本的なしくみを理解しないとどうにもならないはずだ。

餅は餅屋。
一見簡単そうに見える事でも素人と専門家では相当の違いがあるというこの格言は常に生きている。

この国を憂いています

どこの国でもそれぞれがさまざまな課題や苦悩を抱えているが、今日本という国を蝕んでいるものの一つにパチンコの問題がある。

私を含めた多くの一般市民はテレビや新聞といったメディアが報じている事は知っているが、彼らがニュースとして取り上げない事に関しては概ね疎くなってしまう。
パチンコの問題はその代表的な事ではないかと思う。

ネット上の報道などによれば、日本の基幹産業は自動車でもエレクトロニクスでもなくパチンコである。
数字は統計上のものなので調査機関によっても異なるが、公表されている数字が事実なら日本国内で一般客がパチンコに使うお金の総額は自動車産業のそれをしのいで1位となっている。
国の主要産業がギャンブルというのは恐るべき事ではないだろうか?

国内で1年に1回以上パチンコをする人がどれくらいいるかというのも統計上の値なので正確には分からないが、一般には1,800万人とか2,000万人と言われている。
で、パチンコ店の売上合計をそのファンの数で割れば一人が年間に負ける金額が出るが、これが130万円とも150万円とも言われている。

これも驚くべき金額である。
パチンコファン全員がこれだけのお小遣いを持っている筈がないというのは容易に想像できる。
つまり相当な割合で借金をしているという事になるだろう。
これも概算の値なのだろうが、これらのファンの中でギャンブル依存症になってしまっている人やその予備軍が推定100万人もいるという。

ギャンブル依存症は治療が必要な病気と分類されている。
つまり、パチンコによって心を破壊されてしまった人が100万人もいるというこの現実。

今の社会保障のしくみでは、このような心の病を抱えて仕事ができない人を働いて税金を納めている人が支えている事になる。
今日のような高額な国民健康保険税になってしまったのも、多少なりともこういった事情がからんでいる事は間違いないはずだ。

ギャンブルで多額のお金を失ったり、納めるべき税金が高くなれば当然国民の可処分所得が減り、それが消費を冷やす原因になるというこの悪循環。
ゆえに自分はパチンコをしないから無関係という事はできない。
人間は社会を通じてつながっているので、どこかにゆがみがあればそれはいずれ必ず自分に巡ってくる事になるのだ。

それではこんな有害なモノがなぜ放置されているのかといえば、それは本来規制しなければならない側がそれによっていい思いをしているからに他ならない。

警察はパチンコの関連業界を天下り先にしているし、国会議員もやはり関連団体の役員や顧問などに名前を連ねている。
報道する立場のマスコミにはスポンサーという形で口封じしているため、これだけの巨悪が公然と存在しながら報道さえされない。

ちなみに韓国では2006年に法律でパチンコを完全禁止にして、日本と同じくらいあったホールを全面撤廃させた。
その韓国の資本が日本に来て、日本国民のお金を吸い上げているというこの事実を知るパチンコファンがどれくらいいるだろうか?

パチンコの問題に限って言えば、日本はもう既に病巣が治療不可能な状態にまで進行してしまったのかもしれない。

身の程を知る事の大切さ

今年のお正月、ネットで注文した高級おせちが注文時に指定した期日に届かなかったり、届いたものも画像とは大幅に異なり内容が少なかったり腐敗しているなど酷い状態だったという事件があった。
テレビでも流れたようなのでご覧になった方もいたかもしれない。

私もネットの記事で見たのだが、注文時の写真の通り容器が9分割されていて食材がギッシリと詰め込まれているはずが、届いたモノは4分割でしかも中身がスカスカの状態。
まあ作ってしまったのはともかくとして、こんな商品をよく顧客宛に発送するという気持ちになったなあというくらいのモノだった。

その後、販売した企業の社長が辞任したと発表されたり、この商品の販売を仲介していた企業が代金を返金した上でお詫びの品を送ると発表するなどしてこの騒ぎは決着したようだ。

あるサイト上に、この料理を販売した飲食店の社長にインタビューしたとする記事が掲載されていたのを読んだが、それによれば、当初予定していた数量を大幅に上回る注文が入り、その全部を正常に納品する事ができないであろう事が事前に分かったが(まとまった金額の売上になった事もあり)断り切れずに受注してしまい、その結果がこれだといった事を語っていた。

この行動を一笑に付す事は簡単だが、私の見方は少し違う。
私自身は今回のような "冷静な第3者から見れば余りにお粗末な結果" を招くような愚かな事をしていまう経営者はそんなに珍しくないと感じている。

一例を上げれば、以前私が勤務していた企業の社長がそうだった。
その企業は当時の社長が1人で始めて、それが次第に2人3人と増えていき、ピーク時は全部で30人近くになっただろうか?
当然収入もそれなりに増えていたはずで、その社長は自分は成功を収めたのだと気持ちが高ぶっていたのだろう。

当時、その企業は輸入ソフトウェアの販売及びそのソフトウェアによるシステム構築などの業務を行っていた。
好景気を背景にそれなりの利益も出していた。

ただ販売していたソフトウェア製品自体は他社が輸入しており、これが不満だったようでその製品の日本総代理店の立場を手に入れようと画策、間に大手商社を入れて、それまで付き合いのあった会社を裏切るような形で強引に自社を直接の輸入先とする契約をしたのだった。
毎月の最低購入金額といった危険性の高い内容も含まれていたが、絶対に販売権が欲しいと考えていたようで傍目には無謀とも思える契約だったと思う。

ところが、ソフトウェアの輸入販売については社内になんのノウハウもない素人同然の集団に、ぶ厚いマニュアルやソフトウェア製品の日本語化といった非常に専門性が高くかつボリュームのある作業を高いレベルでこなせるはずもなく、それでも社長はプライドがあったのか自社での作業にこだわり日本語とはいえないような全くおかしな文章のパンフレットを配ってしまったり、さらには製品の価値を過大評価したのか競合する製品の3〜10倍もの価格設定にしてしまった。

その結果どうなったかはここに書くまでもないだろう。
企業の規模に見合わない多額の資金を失う事になってしまった。
人間って自分の身の丈を知り、それに合った行動をしないととんでもない事になるという事を学んだ出来事だった。

新年のニュースを見て、昔の事を思い出したので書いてみた。

iPadは素晴らしい

2010年12月下旬にiPadを購入しました。

自分へのクリスマスプレゼントが欲しいなと思っていたところ、ちょうどいいタイミングでソフトバンクがiPadの本体無料キャンペーンを行っていたために購入したものです。

私自身パソコンの専門家として長く活動してきてはいるのですが、実はこういったモバイル機器に関しては触れる機会も多くなくてそれほど知識もない状況でした。
しかし、使ってみてその便利さに驚愕しました。

最初に驚いたのが、ソフトウェア(アプリ)の豊富さ。
ビジネスで役立つマイクロソフトオフィス関連のファイルが扱えるアプリはもちろん、絵本や知育教育などの子供向けのもの、オンラインで対戦できるゲームやカラオケ、電子書籍・雑誌など幅広いジャンルで、しかも楽しそう、かつ利用価値のありそうなアプリが目白押しです。

その中でも私が特に便利さを実感しているのが地図アプリです。
音声ガイド付きのナビゲーションが年間利用料900円で使えるようになっており、早速ダウンロードしてみました。
車に搭載されているナビ専用機と比べれば劣りますが、機能的に事実上十分でした。

iPadのGPSは屋内でも問題なく使える事からアメリカの静止衛星を利用しているのではないようで、どういったしくみになっているのかは判りませんが、遅ればせながらこんな小さな筐体でこれだけの事を実現しているという事実を知ったのはまさに衝撃的でした。

ただ、使ってみて競合製品との比較で欠点と思えるところも多数あります。
・USBポートがない
・SDカードスロットがない
・カメラがついていない
・スピーカーが1つ(モノラル)
・FLASH,JAVAが動作しない

上記の欠点は技術面の問題ではなくいずれもAPPLEの経営戦略上の方針からそのようにしているらしく、近く発表されると見込まれているiPadの新しいモデルでは表と裏の両方にカメラが付くようです。

一方でiPadに競合する製品としてAndroid端末があります。
Androidも魅力的なアプリが多数あり、また多くのメーカーが参入していてネット上では10,000円を切った価格のものもあります。

これらの機器は標準では通話機能はついていませんが、無料電話のスカイプとポータブルタイプの無線LANルーターとの組み合わせで携帯電話と同じ使い方をする事も可能です。

タブレット型情報端末は無限大の可能性を秘めた魔法のツールだと感じています。

通信費用が60,000円節約できました

先日依頼のあった案件で通信費の月の支払いが約5,000円以上安くなったという事例をご紹介したい。

以前も利用して下さったあるお客様から無線LANを接続して欲しいとの依頼。
電話で必要な機器や書類が揃っている事を確認の上、訪問日程を数日後に調整した。

こちらのお客様宅は広い敷地に建っていて、同じ敷地内に息子さんの家がある。
地方都市で、農家の多い地域はこういった家庭は比較的多いと思う。

通信環境は加入電話にヤフーBBのADSLである。
無線LANは短時間で接続できて、依頼内容はそれで完了なのだが、私はこのお客様の通信環境を見てもったいない使い方をしていると思った。
なぜなら両親の家と息子さんの家でそれぞれ別々にインターネットを契約しているからだ。

こういった場合、どちらか一方のみの契約で両方の家で電話及びインターネットを利用する事が可能なのだ。
なので私はその旨をお客様に提案した。

息子さんの家はBフレッツだという事だったので、今回は両親宅の加入電話及びADSLの解約をお勧めした。
両親の電話番号を息子さん宅のひかり電話の子番号に変更し、LANケーブル及び電話線を地下埋設して配線すれば現在支払っている加入電話の基本料金及びADSL料金がそっくり節約できる事になる。

私は切り替えの利点をお客様に説明し、そういった事が可能なのであればお願いしたいとの回答を得たため、工事費用の見積をお願いするため取引のある電話の工事業者に連絡した。

私は実家の離れを事務所として使っているのだが、母屋の電話番号をこの事務所で使っているひかり電話に変更する際に作業を依頼したのが今回の業者で、それ以来協力関係になっているのだ。

数日後、日程を合わせてお客様宅に訪問し、現地の環境を確認してもらう。
息子さん宅は新築して数年の新しい家で、室内配線用のパイプが埋め込まれているようで、それを利用すればうまく配線工事が可能である事が確認され、見積金額も提示された。

という事で、今回のような同じ敷地内や二世帯住宅の場合、どちらか一方に光回線を引けばもう一方は電話を解約する事が可能だ。

今回のお客様のように年間6万円以上も得したい方は私までご一報を。
(メール cosmosアットbd.wakwak.com または 0270-24-6253)

上州将棋祭り

2011年が明けました。
我が家の年末年始はいつも通りでした。

年末は掃除、餅つき、買い物。
年明け1日は関係先に年始回りなどをした後、私の親戚関係と新年会、2日は妻の親戚関係と新年会、3日は初詣などをして過ごしました。
天候にも恵まれ、穏やかなお正月でした。

4日は高崎のヤマダ電機で行われた上州将棋祭りに参加しました。
今回は第1回という事で地元群馬の出身棋士など11名の棋士が参加しました。
群馬で将棋のイベントが行わる事はほとんどないので、このような企画が住まいの近くで行われる事は将棋ファンにとって喜ばしい事です。

私は10時30分過ぎに会場に到着。
ちょうどステージでは女流棋士の対局が行われていました。
また会場内では藤井九段や北島六段など参加棋士による指導対局も並行して行われ、さらには将棋盤と駒が20セットほど用意されプログラムで使用される以外の時間は参加者同士で自由に対局する事ができるというスペースも設けられていました。
新年早々将棋ファンにとっては願ってもない企画です。

会場内は椅子席が250席用意されていた他に立見客であふれ、指導対局が行われている席の周囲には人の壁ができていました。
こういったイベントですからそれなりに遠方から来ている人も多いはずですが、それにしても一般的には地味な趣味と考えられている将棋がこれほど集客力があるのかと驚かされました。

私はステージで行われているメインの対局を気にしつつ、自由対局コーナーで参加者を捕まえて対局を楽しみました。
最近はネットを通じて、もしくはパソコンソフトでの対局ばかりだったので、実物の盤と駒を使った人間同士の対局は新鮮に感じました。

参加されたプロ棋士の姿を見て感じた事があります。
羽生名人をはじめとした一流棋士でブクブクと太っているような人はまずいないという事です。
それはつまり自己管理がしっかりとできているという事を意味しています。

仕事やビジネスで成功している人は経済面だけでなく健康面や交友関係など人生のあらゆる面でうまくいっていると言われますが、この法則は将棋のプロ棋士についても例外ではありません。

指導対局で将棋を指していた坂東香菜子女流2級はとっても線が細くてまるでモデルのような容姿でした。
あの美貌で将棋も強いというのだから、恐るべき人物だと感じました。
もちろんそれ以外の棋士も厳しい勝負の世界で生き残ってきた人ばかりであり、やはり近くで見るとオーラのようなものを感じました。

新年からとてもいい刺激を受ける事ができました。
こんな素晴らしい企画を無料で楽しむ事ができた事を感謝します。
関係者のみなさん、ありがとうございました。

宇宙からのメッセージ

人は常に波動を出し続けている。
そしてその波動は良い波動と悪い波動の2種類しかない。
波動は思考や感情に連動して発射され、自分が出した波動と同じものを引き寄せる。
これが引き寄せの法則の根幹の部分である。

自分の出した波動と同じ種類のものが自分に引き寄せられるので、成功するには成功に必要な要素を引き寄せる波動を出さなければならない。

だから成功するには常にプラスの言葉・プラスの思考・プラスの感情を持ち続けなければならないという事になる。

ここで言う成功とはビジネスの成功とは限らない。
子育て中の親なら自分の子供が健康で人間として優しい気持ちを持った人に成長すればそれが成功であり、家庭生活なら争いの無い明るく円満な家庭を築く事ができれば成功だろう。

この波動のしくみを学んでみると本当に面白い。
"思考は現実化する"という本の通り、まさに思考が結果に直結しているのだ。
これは人間には変えようのない宇宙の法則であり、法則である以上全ての人に作用し例外はない。

世の中には、他人に対して区別して対応する人がいる。
例えば自分より強い、もしくは立場が上の人に対しては愛想よく接する一方で自分よりも小さいもしくは立場が弱い人には乱暴な言葉を平気で使ったりバカにするような態度をとる。

この相手は自分より下だから軽く扱うというその思考がマイナスの波動を発し、それに応じたものを引き寄せてしまう。
ビジネスに於いては、仲間を裏切って利益を自分だけ独占しようという試みが成功しないだけでなく、最後は自分が持っていたものまで失う事になるのもこれが理由である。

著名なコンサルタントでベストセラー作家でもある石井裕之氏がある音声セミナーの中で語っている。
"誰かを恨んでいる人は成功できない"
また累積納税日本一の斎藤一人さん語録の中には次のような意味の言葉がある。
"この人は自分より上だから、この人は下だからなんてやっているからダメなんだ。全ての人に等しく丁寧に対応すればよい。"

人を恨む事でマイナスの波動が生じ、それがエネルギーのロスになったり、人に対して乱暴に対応する事でマイナスの波動を生んでいる。
この二人が波動を法則を知っているかどうかは関係なく、自身の経験から学んだ事実に基づいて語っているからこそ説得力がある。

同様に、自分は人の言う事は聞かないが自分の言う事は聞けというのも無理である。
なぜなら自分自身が人の要望を聞き入れないという波動を出しているのだから。
つまり相手は"人" ではない。

どこの家庭にも訪問販売や新聞の勧誘などがやってくると思うが、それらの人に応対する際、身なりはしっかりしていても何となく怪しいと感じる事がある。
これはその人が怪しい波動を出しているという事。
心のどこかでその波動をキャッチして健在意識に警告を送っているのだろう。

ベストセラーとなった"鏡の法則"の著者、野口嘉則氏がある対談の中で次のような意味の事を語っている。
"鏡の法則など世の中に存在する法則は、自分が間違った方向に進んでいる事を知らせてくれる人間にとってありがたいもの"
また氏はこんな事も語っている。
"人生はゲーム。与えられた環境の中でどこまで成長できるかを競うゲームです"

今自分がうまくいっていないと感じているなら、それはきっと法則に逆らっているという事であり、思考や言葉、感情を変更せよという宇宙からのメッセージなのだ。

無料配布は大盛況

別記事でも書いた通り、我が家はこのところ週末にさまざまなイベントに参加している。
10月最後の週末は馬事公苑で行われた酪農・畜産フェスティバルに出かけた。

台風接近による前日の大雨のため、舗装されていない会場はひどくぬかるんでいた。
そんな中、会場内の各地で行われていた畜産・酪農製品の無料配布に長蛇の列ができていた。

おそらく前日も訪れたであろう人たちは準備よく長靴を履いて来ていたが、そんな事情も知らない我々は靴は言うに及ばずズボンの裾までも泥ベッタンになりながら行列に並んだ。
この日獲得したものは、牛焼肉*1、豚焼肉*2、ヨーグルト10個、ゆで卵*4、牛乳約600ml、チーズ約120g、モツ煮1袋、それと無料での乗馬体験(子供)だった。

かなりの寒さと今にも降り出してきそうな空模様だった事もあり、早目に帰路についた。

そして文化の日の昨日はあずま産業まつりへ参加した。
会場はそれほど広くはないが、こちらもさまざまな無料配布が行われる事になっていて、会場内のあちこちで長〜い行列が出来ていた。
この日はうどんやしいたけ、モツ煮など地域の特産品を中心に販売促進の目的で無料配布されていた。

私は子供と焼きまんじゅうを自分で焼いて食べる事ができるという企画に並んだのだが、列に入って15分、もうすぐ自分たちが列の先頭になる直前に子供がトイレに行くと言いだしたためそこで列を抜けた。
それ以降はさすがに行列に並ぶ気になれず、出店していた露店などを見て回っていた。

それにしても無料配布という企画の人気はものすごい。
豚汁1杯、焼肉1皿を求めて20分も列に並ぶその意気込み。
人間誰しも得するのが好きだし、欲があるため無料には弱いのかもしれないが、一方で只より高いものはないという格言もある。

私自身はそこまで気合いは入っていないが、こういった企画はのんびりとしたペースで楽しみたいと考えている。

まだやってたの? その2

以前、別の記事で消火器の点検商法がやってきた話を書いたが、それ以外でも古典的とも言えるような詐欺まがい商法が未だに行われているようだ。

実名を出すのは問題があるかもしれないので仮にZKR社としよう。
ZKR社は荷物の配送で独立したい人を支援するといううたい文句で会員を募集している。
国内のかなり広範囲に営業拠点を持っていて、各地で頻繁に説明会を行っている。
私の住む都市でも、ご丁寧に市民プラザという比較的南にある施設と文化会館という比較的北にある施設の両方で説明会が開催されるようだ。

同社のウェブサイトなどによると、この会社の会員になって独立を希望する場合、最初に契約金として52万円余りを支払い、それとは別に自分の軽トラックを用意する。
そして、会員は同社が開拓した荷主と直接契約をする事になるようだ。
その上で会員は会員であり続ける限り毎月ZKR社に会費として16,000円を納入する。

ネット上の情報だが、この会社に契約金を支払ったものの、事前に聞かされていた月40万円程度は稼げるという内容とは程遠いわずかな金額にしかならないという事例が多いだけでなく、同社が斡旋した荷主と契約する事さえできなかったという事例さえ珍しくないようだ。

実はこの会社、誇大広告をしたという事実で一部の都道府県において活動停止の命令が下されている。
同一の企業でありながら、この県では活動停止・別の県では活動できるというのも日本の行政の不備だと思うが、それはともかく、こんなインチキ商法に引っかかってしまうようでは情けない。

何の業界であれ、その市場規模は限られており、無限大ではありえない。
荷物の運送業界の市場規模がいくらかは判らないが、その市場が爆発的に伸びているならまだしも、すでに成熟期となっている業界に次々と参入したところで、いきなり条件のよい顧客を獲得できるはずがない。

そもそも配送に使う車両を軽に限定している事自体が不自然である。
より多くの金額を稼ぐなら軽トラックよりも2トン、4トンといった大型の車両の方が効率がいいはずであり、それを軽に限定するという事は、初期投資が低く抑えられて勧誘しやすいという業者側の都合に他ならない。

別の記事で書いたドロップシッピング商法も同様だが、こういった内職商法にダマされてしまう人に共通するのは、自分に利益をもたらしてくれる"お客様" の獲得を第三者まかせにしているという事だろう。
いかに集客するか、いかによい条件の仕事を獲得するかがビジネスの根幹である。
それを他人任せにするというのはまさにサラリーマン的な発想であり、他社に仕事を斡旋してもらうという形態は事実上自営業とは呼ばないと思う。

50万円以上の契約金を支払うくらいなら、その資金を使って独自の荷主を開拓する方が将来的にもずっと有効だろう。
自分の頭で考え、自分の足で行動するのが営業であり、これを自分でやるから自営業なのだ。
この重要なポイントを抜きにしてビジネスの成功はあり得ない。

古いモノは捨てよう

私はサポートの仕事で比較的広い範囲を車で移動する事が多いのだが、移動中にいつも感じる事がある。
それは、街中が常に変わり続けているという事。

年に数回くらいしか訪れない場所を訪問する場合などランドマークとなる店などで道を記憶している場合が多いが、確かここのコンビニを左に曲がると市営球場が見えてくるはずだ・・・と思って走っていてもその店がなく、しばらく行ってからおかしいと思い戻ってみると、さっきのクリーニング店がそのコンビニだった、という場合もしょっちゅうだ。

テナントの出入りも激しく、私がよく行く大型店の敷地内にあるテナントなど、2年続けば最長記録とも思えるほど頻繁に入れ替わっている。
このテナントは国道に面したショッピングセンターの広い駐車場の敷地内にあるため、そこの集客力を頼りにショップを始めてみようという人たちの目に留まりやすいようなのだが、その意に反して売上が伸びないというパターンがほとんどのようだ。
余談なのでまあそれはいい。

季節が移ろうように街の中も変わっていく、これはごく自然な事だと言える。
そう、世の中は新陳代謝しているのだ。
新陳代謝とは古くなったものを排除して常に新しい状態であり続ける事。
生き物はこれを行わない限り生き続ける事ができない。

世の中も同じ。
人間同士の関係も、企業間の関係も同様。
以前よく訪れていた場所に全く行かなくなるとこは誰しもあるはずだ。
だから友人が去って行ったとしても悲しむ事はない。
また新たに知り合いを作ればいい。

同様に心の新陳代謝も必要だろう。
心にある憎しみや悲しみなどの感情は全て古いものだ。
宇宙は空間を嫌うという。
それを捨てれば新たに別の感情が入ってくるはずだ。
そうやって今あるものを入れ替えていけば、日々あたらに過ごす事ができるだろう。
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