先日の土曜日、仕事が終わって家に戻り、飲み物を飲んでいると、見慣れない番号から携帯に着信。

私「はいゴカンです」
相手「こんばんは。ブログで見たんですが、そちらではネットを使ったビジネスの指導のような事はしているんですか?」
「はい、行っています」
「そうですか、今ネットを利用した販売を検討中なんですが、どうやって始めたらいいのか分からないんです。実は今勤務先の会社の業績も厳しいようでいつどうなるか分からないのも不安です。」
「お住まいはどちらですか」
「市内の○○町です」
「そういう事でしたら無料での相談をお受けします。明日時間がとれるようでしたらスマークのスタバでいかがでしょう?」

翌日、相談者と直接会って、話を聞く事ができた。
これまでにオークションなどで数回程度の取引経験はあるが、今後ネットで本格的な販売活動をしてみたいと考えているとの事だった。

「どういった商品を取り扱うつもりなんですか?」
「音楽に関心があるので、自分の好きなグループサウンズの関連商品などを考えています」
「仕入のルートはあるのですか?」
「ファンクラブ優先で販売されているDVDやチケットなどを入手し、それを一般に販売して利益を上げている人がいると聞いているので自分もやってみたいんです。」
「チケットの転売は場合によっては違法になる可能性があります」

現在特に仕入ルートもなく、販売チャネルも具体的には見えていない状況のようだった。
1時間程話を聞いた後で、私は相手の方に輸入ビジネスをお勧めした。
特定の音楽グループに精通していて、その関連商品の人気がすぐに分かるのなら輸入ビジネスには最適である。

輸入ビジネスの魅力は価格差を利用するところにある。
言うまでもなく、商品の価格は需要と供給の関係で決定される。
同じ商品でも、希望者が多く存在するマーケットに投入すれば価格は上がり、そうでないところなら当然価格は下がる。
例えばコンサートを収録したDVDあるとして、その音楽グループの人気が高くない地域で比較的安く売られているものを仕入れて国内の市場で販売すれば利益が出せる。
この場合、その国向けの仕様で国内未発売ならなおさら希少価値が高い。
周囲の誰も持っていないモノを持ちたいというファンの心理も刺激する。

今回の相談者の方は英語での取引はやった事がないし自分でやるのは不安との事だったので、その場合は私が間に入って注文や送料の交渉、トラブル時の対応などを行う旨を伝えた。
相手の方からは、検討して連絡するとの回答を得た。

私自身も今回の相談で、その音楽グループの関連商品の人気が高い事を知ったので、早速数点仕入れてみた。
結果がどうなるか楽しみだ。