さすがはお役所だ。
民間企業では考えられない仕事のやり方をあたりまえのようにやっているとは。
事の顛末はこうだ。
昨年の夏、父親(故人)名義の車を廃車にする事になった。
名義人が死亡している場合、法定相続人全員の同意書を作成し、その中の一人の名義に変更した上で廃車の手続きが必要になるとの事で、その指示に従って書類に署名・捺印するなどの手続きを行った。
その後今月になってから、自動車税事務所から当該車の自動車税が納め過ぎとなっているため還付する旨の通知が届いた。
郵便物は、既に名義変更しているのにも関わらず父親宛てとなっている。
還付金を受け取る手続きが分かりにくかったために電話で確認しようと表面に書かれている番号にかけてみると、人がいないのか10回以上鳴らしてやっとつながった。
詳しく話を聞いてみると、この郵便物は最後に納税した名義人宛てに発送されており、車の名義を途中で変更してもそれが自動的に反映される訳ではないという。
さらにこの還付金を受け取るには、一種の相続になるため改めて法定相続人全員の同意、つまり車の名義変更をした時と同様の手続きが必要だというではないか。
車本体が相続され、その名義変更が行われた時点で納税者の名義も連動して変更するようにシステムを作ればなんの問題もないのに、役所という競合が存在しない職場であるがゆえにこんなお粗末で利用者をバカにしたような事ができるのだろうと感じた。
人も組織も生き残りをかけて競合する中で磨かれ進歩する。
競合が存在しないという事は洗練されないという事であり、それはつまりカッコ悪いという事だ。
こういった無駄な手続きを要求するというその思想からは時間や費用を節約するという発想にはつながらない。
つまりそれが多くの行政の無駄をうみ、今日のような巨額な財政赤字につながってしまったという事なのだろう。
自分がこんな組織に属していなくて本当に良かったと心底感じた出来事だった。
民間企業では考えられない仕事のやり方をあたりまえのようにやっているとは。
事の顛末はこうだ。
昨年の夏、父親(故人)名義の車を廃車にする事になった。
名義人が死亡している場合、法定相続人全員の同意書を作成し、その中の一人の名義に変更した上で廃車の手続きが必要になるとの事で、その指示に従って書類に署名・捺印するなどの手続きを行った。
その後今月になってから、自動車税事務所から当該車の自動車税が納め過ぎとなっているため還付する旨の通知が届いた。
郵便物は、既に名義変更しているのにも関わらず父親宛てとなっている。
還付金を受け取る手続きが分かりにくかったために電話で確認しようと表面に書かれている番号にかけてみると、人がいないのか10回以上鳴らしてやっとつながった。
詳しく話を聞いてみると、この郵便物は最後に納税した名義人宛てに発送されており、車の名義を途中で変更してもそれが自動的に反映される訳ではないという。
さらにこの還付金を受け取るには、一種の相続になるため改めて法定相続人全員の同意、つまり車の名義変更をした時と同様の手続きが必要だというではないか。
車本体が相続され、その名義変更が行われた時点で納税者の名義も連動して変更するようにシステムを作ればなんの問題もないのに、役所という競合が存在しない職場であるがゆえにこんなお粗末で利用者をバカにしたような事ができるのだろうと感じた。
人も組織も生き残りをかけて競合する中で磨かれ進歩する。
競合が存在しないという事は洗練されないという事であり、それはつまりカッコ悪いという事だ。
こういった無駄な手続きを要求するというその思想からは時間や費用を節約するという発想にはつながらない。
つまりそれが多くの行政の無駄をうみ、今日のような巨額な財政赤字につながってしまったという事なのだろう。
自分がこんな組織に属していなくて本当に良かったと心底感じた出来事だった。