先日の案件。
以前も利用して下さったあるお客様から無線LANを接続して欲しいとの依頼を頂いた。

電話にて必要な機器や書類が揃っている事を確認の上、訪問日程を数日後に調整した。
こちらのお客様宅は広い敷地に建っていて、同じ敷地内に息子さんの家がある。
地方都市では比較的多く見受けられる家庭だ。

通信環境は加入電話にヤフーBBのADSLである。
無線LANは短時間で接続でき、それで依頼内容は完了なのだが、私はこのお客様の通信環境を見てもったいない使い方をしていると感じた。
なぜなら両親の家と息子さんの家でそれぞれ別々にインターネットを契約しているからだ。

こういった場合、どちらか一方のみの契約で両方の家で電話及びインターネットを利用する事が可能なのだ。
なので私はその旨をお客様に提案した。
息子さんの家はBフレッツだという事だったので、今回は両親宅の加入電話及びADSLの解約をお勧めした。
両親の電話番号を息子さん宅のひかり電話の子番号に変更し、LANケーブル及び電話線を地下埋設して配線すれば現在支払っている加入電話の基本料金及びADSL料金がそっくり節約できる。

私は切り替えの利点をお客様に説明し、工事費用の見積をお願いするため事務所に戻ってから付き合いのある電話の工事業者に連絡した。
私は実家の離れを事務所として使っているのだが、母屋の電話番号をこの事務所で使っているひかり電話に変更する際に作業を依頼したのが今回の業者で、それ以来協力関係になっているのだ。
数日後、日程を合わせてお客様宅に訪問し、現地の環境を確認してもらう。

息子さん宅は新築して数年の新しい家で、室内配線用のパイプが埋め込まれているようで、それを利用すればうまく配線工事が可能である事が確認され、見積金額も提示された。

という事で、今回のような同じ敷地内や二世帯住宅の場合、どちらか一方に光回線を引けばもう一方は電話を解約する事が可能です。
今回のお客様のように年間7万円以上も得したい方は私までご一報を。