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去年の11月にオープンした伊勢崎スマークだが、テナントの多くは苦戦を強いられているようだ。
私の事務所から徒歩圏にあり、週1回以上は出かけて食事をしたり食材を買ったりしているためある程度の様子は把握している。

週末でこそそこそこ客は入っているが、平日の夜などは1階のレストラン街は客はまばらだ。
先日、お客さんと食事をしに行った時は、やや遅い時間ではあったものの、レトロな雰囲気のラーメン店や沖縄料理の店などは客が一人も入っていない様子だった。

その他、パスタ店やとんかつのお店も客より店員の数が多いといった状態。
これでは家賃分さえ稼げてはいないだろう。

そもそもショッピングモールに入っているテナントが失敗する原因は人通りが多いところに店を出しているのだから客が入るはずだという慢心にあるのではないだろうか?

いくら人通りが多くても、人はその店または店の商品・サービスに魅力を感じなければ入ろうとも思わないし、ましてやモノを買おうなどとは思わないはずだ。
そこを勘違いすると店はあっと言う間に傾いてしまうだろう。

逆に考えれば、立地条件が多少悪くてもそこで扱っている商品なりサービスに魅力があれば客はそれを求めてやってくるのだ。
大きな通りの交差点にあるラーメン店が閑古鳥が鳴いているのに、1本入ったわかりにくい場所にある小さなラーメン店に行列ができているという光景は珍しいものではない。

好立地にあぐらをかいているようでは、その店の未来はないも同然だと思う。