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以前、私の事務所からそう遠くない場所にとあるレストランが存在していた。
そこはスパゲティを中心といたメニューを提供していた店なのだが、1年ほど前から営業を中止していた。
そして今年に入ってから全く別の業態の店に変わっていた。

ネットで調べてみたところ、そのお店のオーナーはレストランの店主とは別の人で、どうやら前のお店の持ち主は自宅兼店舗として使っていた土地と建物を手放したようだ。

私が現在のビジネスを始めたばかりの頃、このお店からホームページ作成の注文をいただいた事がある。
そのサイトは1ページだけの小さなもので、製作料金もそれなりだったが、マスターの奥さんは満足しれくれていた。
その後パソコン講座などの注文も貰ったが、それ以降継続的な取引を行う事はなかった。

私自身はこのお店に一度だけ食べにいった事がある。
その時の印象としては?だった。
私が不満に感じたのは味ではない。
ランチメニューについてだ。

そのお店はランチが580円からと表示されていた。
ランチメニューはレギュラーメニューよりも安くなっているが、提供する時間帯が決まっているというのが一般的だ。
しかしその店はランチの提供数が決まっていて、その規定の注文が終わるとレギュラーメニューだけになり、かなり高くなるという印象だった。

私が食べにいった時は時間も遅めだったので時間内でありながらランチの提供が終了し、一般メニューに100円で飲み物が付くというランチサービスを注文する事になっていた。
一般メニューは最低でも780円くらいだったように記憶しており、これにドリンクをつけると税込みなら900円を超える。
これはランチの割安感は全く無くなってしまう。

価格重視で店を選んだ人にとっては大きな不満を感じるはずだ。
恐らく2度と店にこないのはもちろん、周囲にもその不満を伝えるだろう。
地方の片田舎のお店でそんな客が100人もいれば、それだけで経営に致命的な打撃を受ける原因となってしまう。

お店がランチを一定数しか用意しなかったのは客単価を上げるためなのだろうが、それは顧客満足という観点で考えると絶対にやってはいけない事のような気がした。

この店が閉店した正確な理由はわからないが、元オーナーの家族の新しい道の前途が素晴らしいものである事を願わずにはいられない。