学ぶという言葉は "まねぶ" つまりまねをするというところから来ているといいます。
確かにそうですね。
学ぶという場面を考えた時、そのほとんどは誰かの真似をしています。

小学校で文字を習う場合なら、あらかじめノートに書き順が薄く印刷されている上から鉛筆でなぞって文字を覚えます。
つまり上手な文字を書く人の字を真似しているわけですね。

数学の公式でも同じですしスポーツでも同じです。
例えばゴルフなら上手な人のスイングを見て、それを真似してみることでそのスイングの意味が分かるようになります。

一般的な頭のいい人、つまり成績が良い人というのは、この真似をするという技術に長けている人だと言えます。

逆に言えば、何か新しい事を始めようとする場合、すでにその分野で成功している人の真似をすればいいという事になります。
それが成功への近道であり、無駄な時間を使わずに目的地に到着できるという事です。
これがモデリングという概念です。

従来に無かった全く新しい概念や法則を発見するのはアインシュタインとかガリレオなどの天才に任せておいて、我々凡人はいかに人の真似をするか　という事を考えるのが成功の近道だといえるでしょう。