甲府市で今年4月、中心街の国道交差点などに大量の1万円札が散乱した騒ぎで、札をばらまいたのは同市内に住む元山梨県職員の男性(34)だったことが12日、甲府署の調べでわかった。
 男性は今年1月に退職しており、「むしゃくしゃしてやった。給料や退職金をばらまいたら気分が晴れた」と話しているという。
 同署によると、1万円がまかれたのは、4月4日と同6日。甲府市内2か所で、通行人ら3人が計45枚を拾って同署に届けた。(読売新聞から引用)

数年前にも株式投資で大金を得ながら、心が満たされなかったという理由でお金を電波塔からバラ撒くという事件があった。
こういった報道を聞くと、お金が必ずしも人に幸せをもたらさないという事が良く分かる。

企業の都合で長時間働かされたり、結果を出す事を強く求められた事が原因で心の病になって一生を台無しにしてしまう人も少なくないようだ。

こういった人たちは、一体何のために働いているのかという事について考えた事がないのだろうか。

企業に利益をもたらすために自分の命を犠牲にする事が本当にその人の幸せだと信じているのだろうか?


○周囲や家族を安心させるため?
○自分のプライドのため?
○退職する事が日本の文化にそぐわないため?


○どのような人生が幸せなのか?
○自分が幸せに生きていくために必要なモノは何なのか?
○今の職場は自分が幸せに生きていくための条件を満たしているだろうか?


この世を去るときに後悔しないために、今考えてみよう。