ITコンサルタント オフィスハピネス

1999年からIT・パソコン機器の技術支援事業を行っています。 2023年で創業から24年を迎えます。 これまで10,000件以上の案件に対応してきました。 群馬県、埼玉県、栃木県なら訪問でのサポートを、それ以外はオンラインや遠隔操作にて問題解決しています。

2014年10月

群馬県でパソコン技術支援を行っている業者です。

個人及び20人以下の規模の企業・法人様を対象としてサービスを提供しています。

コンピュータ機器の導入・入替作業・修理やトラブル解決などが得意です。。

連絡先

TEL 0270-24-6253

携帯 090-8490-5606

後閑克己

Youtubeで動画を公開しています。

インターネットがつながらない原因

インターネットがつながらないというトラブルは、私たちのような業者が依頼を受ける最も多い事案ではないかと思います。
これにもさまざまな原因があります。

1. ルーター機器が原因
パソコンをインターネットに接続する場合、一般的にはルーターを使用します。
ルーターとはフレッツ光などの回線とパソコンを接続するための機器です。
 ルーターは通常、電源を入れたまま使用しますが、その状態で数か月〜数年間経過すると機器が熱を持ったり、静電気が発生したりして正常に動作しなくなる事があります。
 その場合は一度電源を切って約10分ほど(機器が少し冷える程度の時間)おいてから再度元の状態に戻すとつながる事があります。
ルーター機器は電源を入れっぱなしにすると時間の経過とともに接続速度が遅くなるという報告もありますので、月に1回程度を目安に電源の再投入を行う事をお勧めします。

2. プロバイダとの契約
これは当社が実際に経験した事例です。
 お客様から "インターネットがつながらないので見て欲しい"との依頼を受け、訪問しました。
状況を確認すると、ルーターにはプロバイダーから発行された正しいIDやパスワードが設定されていました。
 ですがPPPランプが点滅しています。
プロバイダに確認してみたところ、口座引き落としの代金が落ちていなかった事が原因でした。
突然つながらない状態になったら、現在利用しているプロバイダの契約が有効かどうかを確認してみる事も必要です。

3. ケーブル自体が原因
 有線で接続しているパソコンがインターネットがつながらなくなった場合、LANケーブルに問題が生じている可能性があります。
 以下は実際に当社が経験した事です。
 ◇ケーブルがネズミにかじられて断線していた。
 ◇ケーブルが机や椅子の足に踏まれて断線していた。
 
デスクトップパソコンなら多くの場合は背面にLANケーブルを接続する端子があります。
 ケーブルを挿入してルーター側との通信が始まると端子部分にランプが点灯(または点滅)します。
 このランプが点かない場合はケーブルの断線を疑ってみる必要があります。

4. Windowsの設定
 この項目は専門的な内容を含みます。
ルーターを経由してインターネットに接続する場合、そのルーターに搭載されているDHCPという機能を利用するのが一般的です。
 複数のパソコン(1台でも同様)を1つのネットワーク(ルーター)に接続する場合、IPアドレスが必須となります。
IPアドレスとは、例えて言えば学生に出席番号を割り振るのと同じように、各PCを識別するために割り当てる番号の事です。
 192.168.1.12のような形式で使われます。
このIPアドレスをルーター機器が自動で割り当てるのがDHCPと呼ばれる機能です。
一方で各PCに個別に手動で割り当てる事もできます。
IPアドレスを割り当てる際には決められたルールがあり、手動で割り当てたアドレスがそのルールに沿っていないとインターネットがつながりません。

5. 配線やケーブルの接続
 ONU(光終端装置)からルーターに接続したり、ルーターからさらにハブに接続する際、決められた端子に接続しなければならない場合がありますが、別の端子に配線されている場合は当然つながりません。

6.実はつながっている
 過去に依頼された事例で、インターネットがつながらないとの事で支援要請を受けました。
 ところが、状況を確認するとすでにつながっています。
 お客様が初心者の方で、インターネットがよくわからず、TVのように電源を入れたけど何も映らないのでつながっていないと思い込んでいたようでした。

WindowsのDドライブって何?

Dドライブ

・WindowsパソコンにはCドライブ、Dドライブなどの記憶装置があります。
一般的に市販されているパソコンは内臓HDDを1台搭載しています。
その全体を1つの領域として使用する場合、それをCドライブと呼んでいます。
領域を複数に分割する事もできます。
2つに分割した場合、CドライブとDドライブとになります。
3つ以上に分割する事もできます。

CもDも文書や画像を保存する事に関しては違いはありません。
 では分割して利用する目的は何でしょうか?

仮にウィルス感染などでWindowsを再インストールする状況になった場合、通常はディスクの領域を初期化します。
 初期化するとデータは全て消えて無くなります。
そのため、通常初期化の前には必要なデータを別の記憶装置にコピーします。
これをバックアップと呼んでいます。

一方でDドライブのデータは、Cドライブを初期化しても削除されずにそのまま残ります。
 ですので将来的にWindowsの再インストールを行う時のことを事前に考慮してメールやアドレス帳、ドキュメントなど保管しておきたいデータを事前にDドライブに保存しておくことでパソコンのメンテナンス性が高まります。

厚生労働省提供の医薬品リストを検索するEXCEL VBA

表題の機能を持ったEXCELブックを作成しました。(但し掲載されているのは外用薬のみです)
excel画像
以下のリンクからダウンロードしてお使いください。
エクセルブック(医薬品検索)

パソコンが起動しない時の対策

・パソコンが起動しない場合

電源スイッチをいれてもパソコンが起動しないというのは比較的多く起こるトラブルです。
こうなった時は慌てずに、その原因を特定する事が回復への近道です。
以下見ていきます。

1. 周辺機器の影響
接続されている周辺機器が故障しているためにパソコン本体が起動しないという場合があります。
 具体的にはUSB接続のHDDなどが該当します。
  パソコンが起動しない場合、接続されているUSB機器のケーブル(マウスやキーボードは除く)を全部抜いてから改めて起動させる事で解決する場合があります。

2. ハードディスクの障害
概ね4-5年程度以上使用しているパソコンは、このハードディスク(HDD)が原因で起動しないという事例が比較的多く起こります。
HDDは高速に回転するディスク(円盤)の表面に磁気で情報を記録したり、その情報を読み込んだりする部品ですが、その構造が非常に繊細であるため、長期間使用するとモーターの劣化やヘッドを移動させる装置に不具合が生じるなどのトラブルが発生する場合があります。
この場合、継続して使用するにはHDDを交換してWindowsを再度インストールするという修理を行うことになります。
ただ、仮にそのパソコンが5年程度以上使用している場合、マザーボードなど他の部品も使用期間に応じて劣化していますので、修理した後どれくらい使えるかを見極める必要があります。

3. Windowsが原因である場合
部品に問題がなくても、Windowsそのものが原因でパソコンが起動しない場合があります。
Windowsは数千ものファイル群の集合体で構成されています。
その中のいくつかのファイルが、例えばウィルス感染によって破損する場合があります。
そうなるとパソコン(Windows)が正常に起動しなくなります。
この場合はWindowsの再インストールを行うことで回復が期待できます。

4. その他電源ユニットの性能低下や本体内部の部品に静電気が発生する場合などもあります。
 なお、パソコンが起動しない=記録されているデータが無くなった という訳ではありません。
HDDが完全に破壊していなければ多くの場合は復旧できます。
(HDDが完全に破壊されてしまうという極端な故障はほとんど起きません)
ですのでデータ復旧業者に依頼する必要はありません。
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