ITコンサルタント オフィスハピネス

1999年からIT・パソコン機器の技術支援事業を行っています。 2023年で創業から24年を迎えます。 これまで10,000件以上の案件に対応してきました。 群馬県、埼玉県、栃木県なら訪問でのサポートを、それ以外はオンラインや遠隔操作にて問題解決しています。

2011年07月

群馬県でパソコン技術支援を行っている業者です。

個人及び20人以下の規模の企業・法人様を対象としてサービスを提供しています。

コンピュータ機器の導入・入替作業・修理やトラブル解決などが得意です。。

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TEL 0270-24-6253

携帯 090-8490-5606

後閑克己

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パソコンの動作を遅くしているモノ

仕事柄、お客様のパソコンを操作する機会が多くあります。
そういった中で、一部に極端に動作の遅いパソコンに遭遇する事があります。
例えば、ブラウザを開いてからホームページに設定されているサイトが表示されるまでに30秒以上かかるとか、Windowsの起動プロセスが完全に終了するまで10分近くもかかるというようなパソコンもあります。

パソコンの動作が遅い原因を以下順番に説明します。

1. ハードウェア的な原因
・メモリ不足
メモリはハードディスク上に記録されている磁気の情報を読みだして一時的に展開しておくエリアです。
このメモリが動作するのに十分な容量搭載されていないと、メモリと比べて大幅に動作の遅いハードディスク上の一部をメモリの代わりに使用する事になり、これが処理速度低下の原因となります。

・HDDのファイルの乱れ
ハードディスクは情報を磁気的に記録する装置ですが、これにファイルを書いたり消したりを繰り返す間に連続性に乱れが生じます。そうなるとそのファイルを読み出す時、磁気ヘッドの移動が大きくなり、これがアクセスの遅い原因になります。
これはウィンドウズの標準ツールであるデフラグを実行する事である程度改善が見込めます。

2.ソフトウェア的な原因
・常駐ソフトの影響
パソコンソフトは通常ハードディスク上に格納されていますが、アイコンがクリックされるなどに操作に応じてメモリ上に読みだされます。
これがソフトの起動という事です。
一方で常駐ソフトはあらかじめメモリ上に展開されている状態で待機しているため、メモリを圧迫します。
これが動作を遅くする原因となります。

・インストールされているソフト数
一般的に、家電量販店などの店頭で販売されているモデルは異常とも思える程の種類のパソコンソフトがあらかじめインストールされています。
パソコンの性能=そのパソコンに出来る事 という思考を持った消費者が多いので、あらかじめ入っているソフトが多ければ多い程喜ばれるというのがメーカー側の発想なのでしょうが、私から見れば、使う見込みがないソフトが新品の状態から入っているという事がどれだけのマイナスになる事か・・・
特にXP搭載の初期モデルが出た頃は、プロバイダへ加入するためのソフトが5つも6つも入っているなど、消費者の利益を無視したメーカー側のやりたい放題の仕様になっていました。
これらのソフトは入っているだけで動作の足を引っ張る原因になります。
実際にはレジストリの影響もあるので削除する事が即速度の改善にはなりませんが、そのまま残すよりも良いでしょう。

パソコンの動作は車に例える事ができます。
普段使わない荷物を車に積んでおけば、燃費も悪くなりますし、加速や停止にも影響します。
使わないのであれば降ろして(削除して)しまった方がいいのは当然です。

パソコンの動作が遅くなったと感じているなら、以上の対策を行う事で改善できる可能性があります。
動作を速く保つためには欲張らない、これが重要です。

引っ越しソフトの盲点とは

パソコンを買い替えた後で必要になるのが環境の移行です。
インターネット接続やメール設定、作成してあるワード文書やエクセルシート、またお気に入りやメールのアドレス帳なども新しい環境で継続して使用したい情報ではないかと思います。
さらには複合機など周辺機器の接続や、複数のパソコンを所有して使いこなしている方ならファイルの共有設定なども生じるはずです。
普段こういった作業を行う機会のない多くの利用者にとってこれらの一連の作業をスムーズに進めるのは結構面倒なものです。

この環境移行を自動で行ってくれるという引っ越しソフトというものがあります。
具体的にはLANケーブルで2台のパソコンを接続し、旧PCから新PCへHDDのファイルをそっくりコピーしてしまおうというものです。
環境移行に関してはこれを利用すれば短時間かつ詳しい知識がなくても行う事が可能です。

しかし、このソフトには大きな欠点があります。
旧PC上に存在したマイナスの要素も新PCにコピーしてしまうのです。
マイナス要因の代表的なものにウィルスやワームがあります。
パソコンをネットにつないで使っていると、気付かない内にウィルスやワームといった不正ソフトに侵入されている場合があります。また不正とは言い切れませんが、画面に自動的に広告を表示するアドウェアといったものもあります。
これはネット上からダウンロードした無料ソフトに組み込まれているといった場合が多いのですが、とにかくある程度の期間使用しているパソコンにはマイナスの要素が累積していると考えるべきなのです。

また、パソコンソフトは動作する際に作業用ファイルを作成するものも少なくありません。
ソフトウェアの動作の都合上、ハードディスク上に一時的なファイルを作成します。
これは通常、終了時に削除されるのですが、異常終了の場合はそのまま残骸が残ったりします。
こういった"ゴミ"が溜まってくる事で動作が不安定になる原因にもなります。
こういった"無用の長物"もそのまま新しいパソコンに持って行ってしまうのが、この引っ越しソフトの最大の欠点です。

という事で、私自身は環境引っ越しソフトはメリットよりもデメリットの方が大きいと判断しているため、まず使用する事はありません。

群馬県が不名誉な事で有名になった

全国の都道府県の中でも知名度が低いとされている群馬県だが、不名誉な内容で週刊誌に大きく掲載されるという事態が発生した。
記事によれば、選挙で再選され2期目が始まったばかりの大沢知事が、(税金で運営されている)知事公舎に知人の女性を宿泊させていたという。

問題の週刊誌が発売された後開かれた知事の会見では、宿泊させたのはこの日だけだと弁明していたようだが、記事では当の女性本人はかなりの回数泊っていた事を認めている。
記事の内容が事実だとすれば、当事者間で話が矛盾している。

大沢氏とこの女性は同氏が県議時代から10数年ずっと続いている関係であり、その事は周囲の多くの人が知っていたという。
この事実は知事選で次点となった後藤氏も知っていたが、それはあえて選挙の中では言及しなかったと、某町議会議員がブログに書いている。

記事の中では、副知事公舎は1,400万円かけて改修されていて、その改修箇所も外壁をさらに高くしたり、風呂場に300万円も投じられるなど不自然さが目立つが、それらも実はこの女性との密会に使用する事は前提となっていた可能性さえあると書かれている。
事実なら、まさに県民を愚弄した話であり、単に知事を辞めるだけでは到底済ませる事ができない大罪だ。

大沢氏がこの先、いくら"辞めない"とゴネたところで、すでに一度県民に定着してしまった不潔なイメージを消し去る事はできないはずだ。
私が今回の事件を聞いて危惧した事がある。
それは免許状の名前だ。

調理師や理容・美容師など都道府県認可の免許状には知事の名前が記載される。
それらの多くは清潔である事が求められる職種だが、そこにこの知事の名前が入っているのでは受け取った側は不愉快な事この上ないだろう。
私自身はこの候補には票を投じていないが、群馬県民もトンでもない知事を選んでしまったものである。

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無停電電源(UPS)でトラブル発生

最近の事例をご紹介します。
このところの電力供給の不安感から、お客様に無停電電源装置(UPS)の導入をお勧めしました。
こちらのお客様は金属熱処理を行っている工場で、その敷地内にある事務所内でパソコンを使っています。
パソコンにとって電源はまさに命綱。
コンピュータ、ソフトがなければタダの箱などと昔は言ったものですが、それ以前に電源がなければ全く何の役にも立たない代物になってしまいます。

それで、そのパソコン2台をUPSにつないだのですが、数日後から警告音が頻繁に鳴る状況になりました。
この警告音は、コンセントからUPSに電源が供給されていない状態になっている事を意味します。
その後しばらくは警告が鳴っては止まる事を繰り返す状況でした。
そしてそれから1ヶ月程後、いきなり稼働中のパソコンの電源が落ちてしまったのです。

事の真相は以下の通りです。
UPS電源には設定した範囲以外の電圧をカットする機能があります。
一般的に、このお客様のような多くの電力を消費する機械と接続されている電源は電圧が不安定になりがちです。
つまり、供給される電源が規定の電圧の範囲を超えた場合、コンセントからの給電を中止し自分自身のバッテリーから機器に給電します。
この場合、バッテリーが残っている間に電圧が回復すれば問題ありませんが、回復しなければ充電を使い切って接続されているパソコンの電源が落ちてしまいます。

今回の事例から、工場など電圧が不安定になりそうな環境の場合、あらかじめ給電を許可する範囲を広げておくという事と、バッテリーの容量に余裕を持たせておくという事が必要であるという事を学びました。

OSに対応していない機器は使えません

最近の相談事例から取材しました。

お客様から、回線を切り替えたのだが、インターネットに接続できないとの相談がありました。
こちらのお客様は以前はY社の光回線を利用していましたが、今回N社の回線に切り替えました。
Y社からレンタルで提供されていた通信機器を取り外し、独自で用意した無線機器を取りつけたがうまくつながらなかったために私に依頼されたのです。

早速訪問して確認すると、お客様がお使いのパソコンはやや古いもので、OSはWINDOWS MEでした。
用意されていた無線機器がMEに対応していなかったために接続する事ができなかったのです。
では機器がOSに対応するとかしないとはどういう事でしょうか?

最近の機種はデスクトップを含めて無線子機が内蔵されているものが多くなりましたが、MEの時代は内蔵されていなかったので外付けの子機を取りつける必要があります。
パソコンに周辺機器を取りつける場合、USBやコネクタにただ差し込むだけでは動作しません。
デバイスドライバー(通称ドライバー)というソフトウェアをインストールして、OSがその機器を制御できるようにしなければなりません。
パソコンに周辺機器を取りつけるという事は機器がそのパソコンの一部になる事を意味します。
WINDOWSの場合、デバイスマネージャーにその機器を登録しなければなりませんが、その作業を行うのがドライバーです。
このドライバーはOSの仕様によって異なるため、OSのバージョンが違えばドライバーもそれに適合したものが必要になります。
つまり、対応するドライバーが用意されている機器が対応する機器であり、用意されていない機器は適合しない機種という事になります。
このしくみを理解しないと、自分のパソコンに適合しない機器を取り付けようという無駄な努力をしなければならない羽目になります。

お客様の中には、つながらないまま何週間も悩んだ果てに依頼の電話を下さる方もいらっしゃいますが、そのくらいなら初めから電話を下さればいいのに・・・と思う事も少なくありません。
今回のお客様もこちらでMEに対応する子機を用意して再度訪問し、短時間で作業終了しました。
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