トラブル解決

2008年05月06日

パスワードの桁数が異なる不思議

パソコンを使っていると、非常に多くのパスワードを使う事になります。
○ウィンドウズのログインパスワード
○メールアカウントのパスワード
○特定のサイトにアクセスするためのパスワード
○ブログの管理画面へ入るためのパスワード
○ネット証券やネット銀行へアクセスするためのパスワード
その他、いろいろなパスワードの管理に手を焼いている方も多いかもしれません。

このパスワード、入力する画面では 打ち込んだ文字は表示されず "*"(アスタリスク)が表示されるのが普通です。
また、あらかじめID,パスワードが入力されている画面を開くとパスワード部分が "*" で表示されています。

このパスワード部分の表示について、ソフトによっては実際のパスワードと画面の "*" の数が異なる事があるのに気づきませんか?
実際に打ち込まれているパスワードは5桁なのに、"*" が8つ表示されていたりする場合があります。

あるいは、実際には8桁あるのに画面上のテキストボックスの "*" は1つしかない というパターンもあります。

実はこれ、安全性を高めるためにあえてこのように作られているのです。
例えば、悪意を持った第3者がその持ち主に気づかれないようにパソコンの操作を試みたとします。
そして、その情報がパスワードで保護されていたとします。

この場合、"*" の桁数と実際のパスワードの桁数が同じだったとすれば、それだけパスワードが推測されやすくなります。

一方、パスワードの桁数さえも分からないとなれば、正しいパスワードを推測する事自体、極めて困難になります。
というより、あえて実際と異なる桁数のパスワードを表示させる事で悪意の第3者を錯誤させる効果が期待できるのです。

現在、多くの銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどの暗証番号は4桁と決められていますが、この桁数を不定にするだけで暗証番号は飛躍的に解読されにくくなるはずです。

指紋や手の血管のパターンを読み取る生体認証を使っている金融機関も増えていますが、この桁数を不定にするという方法でセキュリティを高めようとする金融機関が出てこないのは不思議に思います。

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kunisada_uchujin at 13:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2008年04月30日

データの消失とバックアップ

先日、メインのパソコンが突然起動しなくなってしまいました。
何度電源を入れ直しても画面が真っ暗のままでディスクへのアクセスを繰り返すだけ。
いろいろな状況を確認してみた結果、どうやらHDD(ハードディスクドライブ)の寿命のようでした。
私がメインで使っているパソコンは、部品単位で購入し、それらを組み合わせて自作したもので、HDDは約4年程使っています。
私の場合、平日はほぼ一日中パソコンを使って仕事をしていますので 同じ4年でも趣味で使っている方とはその実使用時間はかなり違うはずです。

HDDの寿命が近いだろう事は分かっていたのですが、部品交換の作業にはそれなりの時間と手間とコストがかかるため本来なら行わなければならない時期に作業を怠っていたので当然の結果だと言えるでしょう。
幸い予備のパソコンが用意してあったので大事には至らなかったのですが、仮に一台しかないパソコンが突然起動しなくなってしまえばそれ以降の仕事に大きな影響を受ける事は避けられません。

最近は送金や株取引などもオンラインを利用している人が多くなり、パソコンが壊れたために支払いができなかったり、損きりが遅れたりして損失を膨らませたなどという状況にもなりかねません。
パソコンに使われている部品はどれも寿命がありますので、こういった事態を回避するには定期的に部品交換をするか、あるいは買い替えるしかありません。

あらかじめ寿命を予測するのは難しいため、ほとんどの方は壊れてから買い替えを検討する事になるのでしょうが、その時点で保存されている情報が読み出せる保証は全くありません。
ですので、現在保存してあるのもの中で失いたくない情報は今すぐバックアップを取っておかなくてはなりません。
バックアップとは情報をDVDなどに退避する事です。
同じ情報を別々の媒体に保管する事でデータ消失などの事故に対する安全性を高める事ができます。

○バックアップをとるべきであると考えられるファイル
・ブラウザのお気に入り
・メールのアドレス帳
・送受信したメール文
・マイドキュメント内のワード文書やエクセルのブックなど
・撮影したデジカメの画像など
・代金を支払ったシェアウェアの登録キーなど
・有料で入手した音声や動画など

バックアップをとったメディアは大切に保管してください。
これを紛失してしまっては意味がありません。
そういう意味ではネット上の領域にバックアップを置いておくというオンラインストレージを利用するのは確実な方法だと思います。また最近の家庭用ビデオは動画をHDDに記録するタイプが増えていますが、この動画も必ずパソコンにバックアップして下さい。
カメラ自体が盗難や落下による故障など常にリスクに晒されていますが、バックアップだけでも確実に行えば最低限記録した動画は確保する事ができます。

パソコンで将棋を楽しむ

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kunisada_uchujin at 11:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2007年11月27日

プリンタが動作しない原因は意外なところに

先日お客様から受けた依頼はプリンタのトラブルの解決という内容でした。
早速訪問して状況を聞かせていただきました。

お客様の話によると、正常に印刷できる場合もあるが、全く印刷できない(プリンタが動作しない)場合もある、また、パソコン側では、印刷できないというエラーになるがプリンタは動作する、但し出てくるのは白紙という場合もあるという不思議な現象でした。

一般的にプリンタのトラブルは、全く印刷できない(プリンタが動作しない)か、あるいはプリンタは正常に動作する(パソコン側ではエラーにならない)が印字できない という大きく2つのパターンに分かれる場合が普通です。

前者はプリンタドライバの異常やポートの設定が誤っている場合の現象、後者はインク(またはトナー)が原因で発生する現象です。
今回はそのいずれでもなかったため、原因をその場で判断する事ができず、対応に手間取ってしまいました。

当初、私はプリンタドライバの異常を疑いました。

そこでドライバの入れ替えを行なったところ、直後は正常に印刷する事ができました。
何度か印刷操作を行っても結果は正常です。

単純にこれだけが原因とも思えなかったのですが、この操作によって正常印刷できるようになったためお客様にはこれで様子をみて下さいと伝え、その日は終了しました。

1週間ほど経ってから、再度そのお客様から連絡がありました。
"また同じ現象が発生しました。"との事でした。

私はこの段階で、このトラブルはかなり特殊な原因だろうと考え、その特殊な原因ってなんだろう と考えていくうちにある事がひらめきました。
それは、"ケーブルが断線しているのはないか" という事でした。

このお客様がお使いになっているのはシリアルという規格のもので、コネクタも大きく太いケーブルでした。

太いという事は柔軟性に欠けますので、ケーブルとコネクタの接続部分に力が加わると内部で断線しやすくなります。
ケーブルを観察すると、実際にその部分によじれたような形跡がありました。

幸い、このプリンタはシリアルとUSBとどちらでも使えるタイプのものだったため、2回目はUSBケーブルを持参して接続してみました。

その日は全く印字できない状態だったようですが、USBケーブルにつなぎ変えたところそれまでのトラブルが嘘のようにスムーズに印刷するようになりました。

様子を見ないと断言できませんが、恐らくこれで解決したはずだという事でお客様には納得していただきました。

シリアルケーブルは既に古い規格のものですので、現在プリンタをシリアルケーブルでつないでいる方で、USBも使えるようでしたらUSBに切り替える事をお勧めします。

なお、最近の家庭用の機種はほぼUSBだけになりつつあります。

kunisada_uchujin at 15:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

2007年10月25日

突然訪れるトラブルに備える

このところ、私の本業であるパソコンのトラブル対応で、立て続けに "突然パソコンが起動しなくなった" というお客様から対応依頼をいただきました。

1件がノートPC,もう1件はデスクトップPCでした。

ノートPCの方はHDD(ハードディスクドライブ)がクラッシュしてしまったのが原因でした。
この場合はHDDを交換するしか復旧の方法がなく、新しいHDDに交換してウィンドウズの再インストールを行いました。

このPCは業務で使用しているため、毎日必要なファイルのバックアップを行っていたため失ったものは最小限で済みましたが、それでも受信メールの一部などは回復する事ができませんでした。

一方のデスクトップのお客様は趣味で音楽や映像をダウンロードするなどして楽しんでいたのですが突然パソコンが起動しなくなったという事で、調べた結果部品などハードウェアの原因ではなく、何らかの理由でウィンドウズが不安定になっていた事が原因でした。
この場合は部品交換は必要なく、HDDをフォーマットして、同様にウィンドウズの再インストール作業を行う事で初期状態に戻す事ができました。

動画や音楽は全てDVDなど別のメディアに保存してあるという事だったのでデータ復旧を考慮する必要はありませんでした。

このブログでこれまで何度か書いていますが、パソコンを使い続ける限りこういったトラブルは必ず発生すると考えてください。

業務で使っているパソコンはもちろんの事、趣味で使っているパソコンでも、旅行先や運動会で撮影した写真など失ったら2度と回復できない情報が入っているのではないでしょうか?

パソコンにトラブルが発生する事が避けられないのなら、その日がいつ来てもいいようにあらかじめ備えておくというのが正しい考え方です。

そのために必要なのはバックアップです。

バックアップとは、記憶装置のトラブルに備えて必要なファイル(文書や受信メール、写真)などを他のメディアへコピーをとっておく事を意味します。
この、"他のメディア" というのが大切なところで、例えば、Cドライブにあるマイピクチャの写真をDドライブにコピーしておくのはバックアップとしての役目を果たしていません。

CドライブとDドライブは一つのHDDの領域を分割しただけに過ぎませんから、機器が壊れてしまえば両方とも同時に失ってしまいます。

バックアップとしてお勧めなのはDVD-RAMです。
DVD-RAMはマウスの操作で簡単にコピーができて、しかも容量が大きいという特長があります。
最近の機種ならほとんどのPCでこのドライブを装備しているのではないでしょうか?

バックアップを確実に行うポイントは、その操作を一連の作業の中に組み込んでしまう事です。

私のお勧めする方法は、コピーソフトを使う方法です。
コピーソフトとは、あらかじめどのファイルをどこにコピーするかという条件を複数指定する事ができ、ワンクリックでそれが実行できるという便利なものです。
条件指定の中には、同じファイル名だった場合は日付を比較して新しい場合だけコピーするなど細かい指定が可能であるため変更のあったものだけをコピーする事が可能です。

フリーソフトでもさまざまな種類のものが公開されていますので一度お試し下さい。


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kunisada_uchujin at 14:03|PermalinkComments(0)TrackBack(1)この記事をクリップ!

2007年08月16日

パスワードの桁数が違うのはなぜ?

パソコンを使っていると、どうしても多くの種類のパスワードを扱う事になります。

○ウィンドウズのログインパスワード
○メールアカウントのパスワード
○特定のサイトにアクセスするためのパスワード
○ブログの管理画面へ入るためのパスワード
○ネット証券やネット銀行へアクセスするためのパスワード

その他、いろいろなパスワードの管理に手を焼いている方も多いかもしれません。

このパスワード、入力するボックスには打ち込んだ文字は表示されず "*" アスタリスクが表示されるのが普通です。
また、あらかじめID,パスワードが入力されている画面を開くとパスワード部分が "*" で表示されています。

このパスワード部分の表示について、ソフトによっては実際のパスワードと画面の "*" の数が異なる事があるのに気づきませんか?

実際に打ち込まれているパスワードは5桁なのに、"*"が8つ表示されていたりする場合があります。
あるいは、実際には8桁あるのに画面上のテキストボックスの "*" は1つしかない というパターンもあります。

実はこれ、安全性を高めるためにあえてこのように作られているのです。

例えば、悪意を持った第3者がその持ち主に気づかれないようにパソコンの操作を試みたとします。
そして、その情報がパスワードで保護されていたとします。

この場合、"*" の桁数と実際のパスワードが同じだったとすればそれだけパスワードが推測されやすくなります。
一方、パスワードの桁数さえも分からないとなれば、正しいパスワードを推測する事自体、極めて困難になります。

現在、多くの銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどの暗証番号は4桁と決められていますが、この桁数を不定にするだけで暗証番号は飛躍的に解読されにくくなるはずです。

指紋や手の血管のパターンを読み取る生体認証を使っている金融機関も増えていますが、この桁数を不定にするという方法でセキュリティを高めようとする金融機関がでてこないのは不思議です。

kunisada_uchujin at 16:05|PermalinkComments(0)TrackBack(1)この記事をクリップ!