ITコンサルタント オフィスハピネス

1999年からIT・パソコン機器の技術支援事業を行っています。 2023年で創業から24年を迎えます。 これまで10,000件以上の案件に対応してきました。 群馬県、埼玉県、栃木県なら訪問でのサポートを、それ以外はオンラインや遠隔操作にて問題解決しています。

コラム

群馬県でパソコン技術支援を行っている業者です。

個人及び20人以下の規模の企業・法人様を対象としてサービスを提供しています。

コンピュータ機器の導入・入替作業・修理やトラブル解決などが得意です。。

連絡先

TEL 0270-24-6253

携帯 090-8490-5606

後閑克己

Youtubeで動画を公開しています。

ワイヤレスキーボードを避けるべき理由

現在では大手メーカーが販売するデスクトップまたは

一体型パソコンの多くにワイヤレスキーボードが

採用されています。


この記事では、このワイヤレス(無線)キーボードに

関する考察を述べています。


メーカーが自社の製品に無線キーボードを採用する理由

は大きく2つあると考えられます。


・見た目がスッキリする。

・おしゃれな感じ。

一方でマイナス面もあります。

・電池交換が必要。

・Bluetooth接続の場合、最初に設定が必要。


この、"最初に接続設定が必要" というのは初心者の方に

とってはハードルが高いですよね。


また、BlueToothという接続方式の場合、設定によって

その機能を無効にする事ができます。



ある大手メーカーの機種では、[Fn]+[F2]という

操作によってBlueToothを無効にする事ができるのですが、

操作者が意図せずにそのキーに触れてしまい、

キーボードが一切反応しなくなってしまって

故障したと思った方からサポート依頼を受けた事もあります。



パソコンを仕事をするための道具と考えた場合、

キーボードを無線にするメリットは何もありません。


トラブルを避けたいならUSB接続の製品をお勧めします。



もちろん標準添付のものが気に入っているのであれば

それで何の問題もありません。



なお、マウスに関してはワイヤレスにするメリットは

大きいので私も無線の機種を使う事もあります。



ただし、常に電池切れのリスクがあるのでケーブルを

接続しても使える機種か、または電池の予備を

用意しておく必要がありますね。

ウィルス対策ソフトはどれがいいの?

パソコンサポートの仕事でお客様対応をしている中で、ウイルス対策(セキュリティ)ソフトはどれがいいのかという相談をよく受けます。
この質問について私の見解を述べておきます。

物事には多くの場合プラス面とマイナス面があります。
(自分がプラスと考える)一方を取ればもう一方のマイナス面も併せて付いてきます。
市販のセキュリティーソフトの場合、そのほとんどのものが "パソコンの処理が遅くなる" のが大きなマイナス面だと言えます。
これは、バックグラウンドで動作していて常にパソコン上で行われる処理を監視しているという ソフトウェアの性質上当然の事であり、いわゆる"ウィルス" の検出精度が高いほど負荷も大きくなると言って差し支えありません。

自動車で例えれば、エアコンを使う事でエンジンの出力がコンプレッサーを動作させるのにも使われるため、パワーが落ちたり燃費が悪くなったりするというのと同じです。
私は、パソコンの一般利用者の方は、この"マイナス面"を全く考慮しない人が多いように感じています。

Windows7以上を搭載しているパソコンには、Windows Defenderと言うセキュリティーソフトが標準でインストールされています。
私自身の事でお話すれば、私はこのWindows Defender の前身であるMSE(Microsoft Security Essentials)も含めてこれ以外の市販の製品を使用せずに Windows XPからもう10年以上ウィルス感染などのトラブルは一度もありません。
また、この Windows DefenderはOSの開発元が提供している、いわば"純正品"だけあって、OSへの負荷も小さく、処理にほとんど影響しないと感じています。

結論:Windowsパソコンには市販のセキュリティーソフトをインストールする必要はなく、入れる事で逆にマイナス面の方が大きい、
上記の文章はあくまで私個人の見解です。

出会いに必要なのは成長

世の中の多くの結婚願望がある独身者、中でも特に30代の女性は、"なぜ自分には出会いがないんだろう"と考えているのではないかと思います。
どうすれば素敵な(自分に適した)異性と巡り合えるのだろう" という疑問を持っている独身者は少なくないのでは と考えられます。ではその答えは何でしょうか?

これは多くの人が本に書いていますし、私自身も実体験として感じている事なのですが、"成長する事" がその答えです。
成長が必要なのは魂です。

この世の中には常に引き寄せの法則が作用しています。
その結果、今のあなたのレベルにふさわしい人で出会うというしくみになっています。
例えば、あなたが "私は収入の高い男性と結婚して、その後は夫に養ってもらい自分は働かなくてもお金には困らない生活を送りたい" と考えているとします。

これは"相手から奪う"という思考です。
引き寄せの法則では、"思考には波動があり、その波動に合った現象を引き寄せる" 事になっています。
つまり あなたのその思考によって、"配偶者に自分の面倒を見て欲しい" という思考の人物を引き寄せているのです。
これではいつまで経っても自分の理想とする人に出会えるはずはありません。
自分が結婚するのはこの程度の男性じゃない・・・と理想の結婚相手を追い求めている間に40代になってしまった女性もいるでしょう?

繰り返しになりますが、人はその時々の自分自身のレベルに合った人と出会います。
つまり、自分が希望する条件の人と出会いたければ、自分もそのレベルまで上がって行く事が必要なのです。
私たちはこれまでさまざまな経験をしてきましたが、魂の成長という視点で見ればどれも必要だった事なのです。
"自分にはなぜ出会いがないのだろう" という言葉の代りに "魂のレベルを上げるにはどのような思考や行動が必要なのだろう" という質問をしてみて下さい。
これによってあなたは確実に魂のレベルを成長させる事ができるはずです。

小学生の頃の思い出

何年生だったか覚えていないが、私が小学生の時、親に頼んで 月刊の雑誌を毎月買ってもらっていた。
その雑誌には毎号テーマがあり、簡単な科学実験ができる付録がついていた。
かすかな記憶だが、その月の号は水圧がテーマになっていて、注射器のような形の容器の先に細いホースをつないで 水圧で水車を回すといったようなものだったと思う。

ホースの先端には径を細くして通過する水の量を変える事ができる部品を差し込む構造になっていた。
私はこの付録を組み立て終わると、本体を持ってクルクルと振り回した。
すると先端に差し込んであった部品が外れで数メートル先の草むら付近に飛んで行った。
全く予期しない事だった。

私は飛んでいったであろう周辺を何度も探したが見つらなかった。
その後1週間くらいの間だろうか、それが気になって何度も探したが結局見つからなった。
とても小さな出来事だけど、40年以上も経った今でも時々思い出す子どもの頃の思い出の一こま。

身の丈に合ったビジネス

ブログネタ
起業家への道  スキルを磨く方法 に参加中!
ビジネスを行う上で重要な事はさまざまあるが、その中でもかなりの上位にくるのが展開している事業が身の丈に合った規模であるかどうかという事ではないかと思う。
新しくビジネスを起こして前に進めていく中で、小さく成功する事はそれほど難しい事ではないと思う。

私の知り合いにもいるが、例えばサラリーマンを辞めて新しく事業を始めたとする。
その際、以前の勤務先を円満に退職し、周囲から応援されて始めたのであれば、そのツテで顧客を紹介してもらうといった事も可能である。
実際、私の知り合いもこのパターンで開業初年度からサラリーマン時代の年収を超える売り上げを計上したという。
また、海外に知り合いが住んでいる事を活用して、物品の輸入を手伝ってもらい、仕入れたモノをネット販売してやはりサラリーマン時代の収入をはるかに超える業績を上げたという人も知っている。

それはいい、問題はその後。
それまで好調な売り上げを続けてきているために自分なら何をしても成功すると勘違いしてしまうのか、短期間で人を増やしたり、資金を投入して全く経験の無い分野に参入したりして失敗、大きな赤字を出してしまう。

以前に行われた商工会の創業セミナーで講師を務めた人も同様だった。
借入金で建てた伊勢崎のお店を短期間で離れて首都圏のショッピングモールへ進出。
しかし、2年ももたずに閉店。
大量に無関係なコメントが書き込まれた店長ブログの残骸が現在も風雨にさらされた状態のままになっている。
以前に私が勤務していた企業もこのパターンでダメになった典型的な例だと言える。

身の丈に合っているとは、自分がその中に入った時に背が立つかどうかという事。
背が立たなければ泳ぎの達人以外は溺れてしまう。
冷静に考えればすぐに分かる事なのだが、短期間で小さく成功した経験と欲深さが融合するとその冷静さを失ってしまうようだ。

身の丈に合わせて事業を拡大するには、自分の背を高くする、すなわち経営者として成長する事、これ以外にはない。
創業から順調に規模を拡大し、株式公開などを果たしている人たちはいずれも人間的に魅力のある素晴らしい方たちばかりだ。
逆に言えば、人間として成長すれば自然にビジネスも拡大していく。
これが成功スパイラルである。
昨日より1ミリでも成長している自分でありたいものだ。

コンピュータと人間の共通点

コンピュータを基礎から学んだ事のある人ならコンピュータの基本動作についてはご存知のはずだ。

コンピュータの基本とは 入力->処理->出力である。

入力とは、計算させる元になる数字なり画像なり、あるいはマークシートの答案用紙であったりする。
出力とは、それを意味のある形にしたものであり、例えば印刷された成績表であったりウェブサイトを公開するためのファイルであったり、エクセルのシートであったりする。
処理とは入力された情報を計算なり加工なりをして出力させるための手順である。

つまり、いくらコンピュータといえども入れたものが基本となって結果がでる。
入れたものと全く異なる結果にはなり得ない。

料理だって同じだ。
使われる素材をうまく生かすことはできても、その素材を大幅に超えた料理を完成させるという事はあり得ない。

実は人間もこれらとほぼ同じであるといえる。
食べたものが体の素材となっているのはもちろんだが、自分の中に取り込んだ情報全てが自分自身を構成する要素になっているのだ。

例えばテレビ番組で毎日のように流されている芸能情報を体に取り込んでいる人はそれが体中に浸透し、それが結果つまり人生の質に影響するはずだ。

一方でビジネスに関する情報紙を読んだり、病気にならない生活について学んでいるなら、それが人生の質に反映されるのは当然だろう。

よい結果を得るにはよい入力をする、これが全ての原則である。

成功には偶然はあり得ない。
全ての成功している人はするべくして成功している。
これは、言い換えれば良いモノを取り込んだ結果であるといえる。

あなたが成功したいと思っているのなら、自分の中に取り入れる情報に細心の注意を払おう。
それが全てにつながっていくのだから。

無線LANがつながらない意外な原因

ブログネタ
"ネットビジネス"で本当に成功したいならココへ!!! に参加中!
先日仕事の依頼があったお客様は定年退職されて現在アルバイト中の方。
回線をBフレッツに変更したらそれまで使えていた無線LANがつながらなくなったという事でした。
数日後、訪問して状況を確認しました。

パソコンはソニーのVAIO。
NTTのレンタルルーターにNECの無線ルーターを接続しています。

ノートパソコンは約5年前に購入されたという事でメモリもハードディスクも少なめで特にHDDの残容量はわずかでした。
それが原因で動作が非常に重くなってしまっていました。

このままだと近い将来パソコン自体に問題が起こりかねないのでまずはHDDの空容量を増やす作業から始めました。

購入当時に入っていたソフトをそっくりそのままにしてあった事もあり、使われないままHDDの容量を圧迫し続けていたソフトが大量に入っていました。
それらの中から使用頻度が低く、かつ容量の大きなモノを削除してある程度の容量を確保しました。

次に本題である無線LANの設定に入ります。
インターネットに接続する際、無線LANでの設定以前にケーブルでつながらなければなりません。
ところがルーターからパソコンにケーブルでつないでもブラウザにサイトが表示されません。

2時間以上もかけていろいろと試みたのですが、結論としてウインドウズのプロトコルを構成するコンポーネントが破損して機能しなくなっているという事のようです。

このケースはリカバリー(もしくはウインドウズの再インストール)を行うしかありません。
リカバリーを行うには購入時に添付されていたCDが必要になります。

しかしお客様はそれはもっていないという事でした。
残念ながら今回の作業はこれ以上対処の方法がありませんでした。

この案件の教訓
○無線LANがつながらない場合でも、無線LANの設定以外のところに原因がある事が意外に多い。
○購入時に添付されているCDは後で必要になる場合があるので必ず分かる場所に保管しておく。

なお、Bフレッツにしてからつながらなくなったというのは偶然であり因果関係はないようでした。

ドロップシッピング被害が多発

ブログネタ
ネットで稼ぐ に参加中!
このところテレビのニュースや新聞などでも多く取り上げられるようになった事にドロップシッピング被害があります。
その内容は次のようなものです。

被害の内容を述べる前にまず前提となる知識としてドロップシッピングについて説明します。
ドロップシッピングとはメーカーや問屋などから客先へ直送するという意味の言葉で、インターネット上のビジネスの場合、小売店となる個人や企業が仕入先を確保した上で販売サイトを作成し、そこに商品を陳列します。
そのサイトにアクセスしてきた顧客から注文を受けると、その情報を仕入先に伝え、自分、つまり通販サイトの運営者は代金の回収だけをすればいいというものです。
つまり仕入先にとっては小売店が商品を販売してくれる事で、小売店は仕入先が商品を卸してくれて直接発送してくれる事でそれぞれにとってWin-Winの関係が保たれるというのがこのビジネスです。

今回、高額の被害を受けたという訴えが増えているのは、インターネット上で商品を販売した事が全くない初心者でもネットショップを持てて、初月からいきなり数十万円の利益が出せるという事をうたい文句にしたサービスです。

サービスを行っている企業は販売サイトの作成から商品の卸販売まで全てを代行してくれるのでショップのオーナーは注文や入金の管理、及び問い合わせに対応するだけで済み、これにより一日15分程度の作業で副業ができるというのが主張でありセールストークになっています。
その費用はプランごとに何通りかに分かれていて、50万円〜300万円くらいまであるようです。
金額の違いは取り扱える、つまり卸してもらえる商品のアイテム数とSEOの違いという事のようです。


報道されている被害というのは言うまでもなく、事前に聞いていたようなまとまった額の売り上げにつながらないというものです。
まとまった額どころかオープンして4ヶ月で売り上げゼロとか、あるいは注文そのものは入ったが仲介業者が商品を発送せずに注文者から苦情が殺到したという事例が報告されています。
この件は某大型掲示板などに実際にそのサービスを利用した人たちなどからさまざまな事例が投稿されており、一部の被害者が集団で訴訟を起こす動きもあります。

私は去年の春頃に利用していたアフィリエイトのプログラムの中にこのサービスが登録されている事を知り、報酬稼ぎを兼ねて興味本位で資料を取り寄せてみました。
その際まず不自然に感じたのが、資料請求ページに記入するのは名前と電話番号のみだった事。
全部で3社ほど請求したのだが、全て同じパターンでした。
そして翌日くらいに先方から電話連絡を受けて送付先の住所を伝えました。

また詳しい資料のはずなのに届いた書類には利用するのに必要となる料金が掲載されていないものもありました。
後日電話があり、その中で料金を伝えられたのです。

そして、これも怪しさに拍車をかけた事だったのですが、自分のアフィリエイトリンクを踏んで申し込みをし、資料が到着している事を確認したにも関わらず、結局報酬が確定したのは1社のみでした。

その後、それらの企業からは定期的にメールが届くようになったのですが、これがまた笑っちゃうくらいの内容。
日本語が支離滅裂で、義務教育をまともに受けていない人物が書くような文面でした。

そもそも一日15分の作業で月の利益が50万円になるようなビジネスならショップの運営者など募集せずに自らネットで販売するはずですよね。
アフィリエイトで多額の報酬を支払ってまでショップのオーナーを募集するなどどいう効率の悪い事はするはずがありません。
これをみても、いかに利益が出ないショップであるかが分かりますね。

詐欺商法も時代とともに変わっています。
以前は内職商法というのがあり、専用ワープロを買わないと仕事を渡せないなどというのがありましたし、その手口が知れ渡ると今度はスキルアップのためと称して研修をうけてもらうための費用を先に払ってもらうという手口に変わっていきました。
そして現在の内職詐欺ともいえるのがこのドロップシッピング運営でしょうか。
いずれにしろ、美味しい話は存在しないというのは洋の東西や時代を問わずに同じようです。

ヤマダ電機 LABI高崎店

ブログネタ
日々の話題 に参加中!
昨日は高崎駅前にあるヤマダ電機LABI高崎に行ってきた。
お客さんと会食し、その後店内のパソコンなどを見て回った。

我々が到着したのは19時頃だった。
5階の駐車場に車をとめて、そのままレストラン街へ移動した。
この階には初めて入ってみたのだが、駅ビルなどにあるレストラン街と同じような感じだった。

私はお客さんと相談の上、和食を提供するお店を選んだ。
入った店内には先客が一人もなく、閑散としていた。

女性店員が出てきて一番奥の眺めの良い席に案内してくれた。
しかし、テーブルにもガラスにも手垢がついたままで清潔感はなかった。
我々はメニューから比較的豪華なセットの食事と単品の料理を注文した。

15分程度して注文した料理が運ばれてきた。
おいしそうではあったが、その内容は値段に見合うものという感じはしなかった。

とにかく広い店内で我々二人だけの食事なので活気が全くない。
そのためもあってか料理もあまり美味しく感じられなかった。

このレストラン街はどの店も通路から店内の様子が見えにくい構造になっているので正確には分からなかったが、他の店も同じような状況のようだった。

このテナントを借りるための家賃がどれくらいなのかは分からないが、この状況ではどの店も長く続ける事はできないのではないだろうか?

食事の後、店内を歩いてみたのだが、こちらも客がチラホラ。
接客する相手がなく、立ち尽くしている店員の方が多いくらいだった。

午後8時を過ぎてはいたが、群馬県内で一番にぎやかな場所の一つである高崎駅周辺にありながらこの状況では売り上げも押してしるべし。
経済危機で多くの消費者が買い物を控えているのか、街中を歩く人もあまり無く、乗客を待つタクシーの群れがガラスにかすんで見えた。

ドロップシッピングのトラブル急増

ブログネタ
ネットで稼ぐ に参加中!
東京都のサイトに緊急消費者被害情報としてドロップシッピングの相談が急増している事が掲載されている。

私自身も1年ほど前から危惧している事なのだか、このところの経済危機でこれからもこういった商法に引っかかってしまう人が増えてくるのではないかと心配している。

その問題の商法はこうだ。
ホームページを通じたり、手数料を支払って(アフィリエイトシステムを利用)資料の配布をしたりしてドロップシッピング方式でのネットショップのオーナーを募集する。

ネットショップといってもサイトの構築など必要な事は全て業者側が行い、オーナーは販売価格の設定と問い合わせの対応、それに代金の回収だけで良く、1日15分程度の作業をすればいいという謳い文句で集客している。

そのネットショップを開設するための費用は60万円〜200万円くらいとなっていて、料金が異なるのは扱える商材の種類や集客数が違うという事のようだ。
営業担当に言わせると、このサービスを利用すれば初月から40万円〜50万円の売り上げが確実であり、今までの利用者の中でそれを下回っている人はいないらしい。

整理すると、知識や経験の全く無い人でもまとまった金額を支払えばネットショップをオープンさせる事ができ、日常業務は問い合わせに対応する程度の事しか必要ない。
それで毎月50万円の利益がでる。

常識で考えるとまずあり得ない話なのだが、被害相談が急増しているという事は申し込んで代金も払ってしまった人が多いという事を意味している。

まず、これが事実ならなぜその業者自身が運営しないのかという疑問が最初に湧くはずだ。
時給900円でパートさんを雇い、その人に1店舗を任せて問い合わせの対応などをさせればいい。
そんなショップを100店舗も持てば企業としては莫大な利益が出て笑いが止まらないはずだ。

であるにも関わらず、2,000円〜3,000円という高額のアフィリエイト手数料まで支払って資料を配り、集客しなければならない理由は何かといえば、答えは一つで、売れないし利益も出ないからという事になる。

そもそもドロップシッピングとはショップのオーナーが問屋からの仕入れの手間を省くという目的で用いられるようになっただけで、その商品を販売した責任はあくまでショップにある。
つまり返品や故障時の修理などの対応をしなければならない。

これ早い話が以前からある内職商法の大掛かりなネット版である。
業者はネットショップの作成を外注しており、その費用はせいぜい10〜15万円程度だろう。
顧客が100万円を支払ったとすれば85万円は利益である。
悪質な振り込め詐欺といっても過言ではない。

こんなものにだまされないようにくれぐれもご注意頂きたい。
本人画像
twitter_widget
amazon
記事検索