いつもご愛読ありがとうございます。
過去にご注文を頂いて作業をしたお客様の中に、パソコン購入の際に"MADE IN JAPAN" に強くこだわっていた方がいました。
報道などで海外製品、特に中国で作られた製品は信用できないという印象を持った事からこのような発想になっていたのではないかと推測されます。
しかし、私はそうは思いません。

パソコンに限りませんが、その製品が信頼できるものかどうかは確実な品質管理のもとに製造されたかどうかにかかってきます。
どこの国で作られたか、は直接は関係ありません。
パソコンという製品は部品の集合体です。
そして、マザーボードやハードディスクやCPUなどの主要部品の多くは海外のメーカーが台湾などアジア諸国を中心に海外で製造しています。
MADE IN JAPAN の "MADE" は この場合は "組み立て" であり、海外各地から届いた部品を組み立てたのが日本だという事に過ぎません。
現在のこの世の中で、製品が"日本製"であると記す事自体、ほとんど意味がありません。
という事で、製品を購入する際に製造国にこだわる必要はないという話でした。