2014年がスタートして2週間。
今年は寒さが厳しくて乾燥した日が続いていますが、風が吹かないだけ過ごしやすく感じます。
さて新年最初は決断というテーマで書いてみます。

私はジェームス・スキナー氏の影響を多分に受けています。
ジェームス・スキナー氏に関しては私がここに書くまでもない成功した事業家として、また人を成功へと導く優秀なコーチとして知られている方です。
ジェームス・スキナー氏の講座では、人が成功を目指す第一歩として必要なのは"決断"だと語られています。
決断とはその文字が示す通り、決める事、そして決めた事以外の選択肢を断ち切る事です。
この"決断"、ただ決めればいいのですが、これが簡単そうで難しい。

最近、私の周囲で起こった出来事を参考に "決断" について考えたいと思います。

私が住んでいるすぐ近くに店舗向けのテナント物件があります。
ここは10年近く前までは女性が飲食店を営んでいたのですが、そこが閉店してからは新しい店が短期間に開店・閉店を繰り返しています。
直近では去年の10月にオープンした飲食店が11月には閉店していました。

これから先はあくまで推測です。

ここの大家さんは、物件に係る税金などの維持費を支払っているはずです。
当然ながら空家の状態が長く続くのは避けたいところ。
そこで、お店を始めたいと考えている人に対して当初は格安料金で(2ヶ月無料といった条件で)入居者を募っているのではないかと思います。

それを聞きつけて、自分の希望する場所や内装ではないながらも試しにやってみようという人がお店を始める。
しかし、お客は入らない。
それなら家賃が発生する前に撤退しようという事で短期間で閉店する。

初期費用が安いからと "軽い気持ちで" 店を始める・・・これでは店が繁盛するという展開は望むべくもありません。
なぜならそこには"決断"といった概念が全く存在していないから。
決断とは、既に述べた通り "決めた事以外の選択肢を断ち切る事"。

飲食店を開店するなら、"お客が入らなかった場合はまた元の仕事をすればいい" という準備を完全に捨てる事ではないでしょうか?
"ここを絶対に繁盛店にする" という強い決意+うまくいかなかった場合の"バックアップ"を捨て去る この2つが揃って初めて"決断" という事になります。

人は誰でもその時の"気分"、"感情"に応じた波動を出しているという説があります。
私自身もこれを支持しています。
この "自分が出している波動" と釣り合った結果を引き寄せる・・・これが"引き寄せの法則"の骨子です。
つまり、"試しにやってみる波動" を出している人は、そういった結果を、"絶対に繁盛店にする" という決断の波動を出している人はそれに見合った結果を得ている という事になります。

具体的には、決断して店を運営している人は、店にお客を呼び込む事ができるアイディアが出てくるとか、お客が喜んでくれるサービスを思いつくとか、そういう事です。

決断する事、全てはそこから始まります。