全国の都道府県の中でも知名度が低いとされている群馬県だが、不名誉な内容で週刊誌に大きく掲載されるという事態が発生した。
記事によれば、選挙で再選され2期目が始まったばかりの大沢知事が、(税金で運営されている)知事公舎に知人の女性を宿泊させていたという。

問題の週刊誌が発売された後開かれた知事の会見では、宿泊させたのはこの日だけだと弁明していたようだが、記事では当の女性本人はかなりの回数泊っていた事を認めている。
記事の内容が事実だとすれば、当事者間で話が矛盾している。

大沢氏とこの女性は同氏が県議時代から10数年ずっと続いている関係であり、その事は周囲の多くの人が知っていたという。
この事実は知事選で次点となった後藤氏も知っていたが、それはあえて選挙の中では言及しなかったと、某町議会議員がブログに書いている。

記事の中では、副知事公舎は1,400万円かけて改修されていて、その改修箇所も外壁をさらに高くしたり、風呂場に300万円も投じられるなど不自然さが目立つが、それらも実はこの女性との密会に使用する事は前提となっていた可能性さえあると書かれている。
事実なら、まさに県民を愚弄した話であり、単に知事を辞めるだけでは到底済ませる事ができない大罪だ。

大沢氏がこの先、いくら"辞めない"とゴネたところで、すでに一度県民に定着してしまった不潔なイメージを消し去る事はできないはずだ。
私が今回の事件を聞いて危惧した事がある。
それは免許状の名前だ。

調理師や理容・美容師など都道府県認可の免許状には知事の名前が記載される。
それらの多くは清潔である事が求められる職種だが、そこにこの知事の名前が入っているのでは受け取った側は不愉快な事この上ないだろう。
私自身はこの候補には票を投じていないが、群馬県民もトンでもない知事を選んでしまったものである。

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