NTTのアンドロイド端末である光iフレーム。
現在無償貸し出し期間中となっているため、利用中の方も多いのではないでしょうか。
この端末、フォトフレームや音楽再生といった基本機能以外は同社のフレッツマーケットなるサイトに接続してアプリをダウンロードして使う必要がありますが、その際通信機器がIPV6に対応している必要があります。
比較的最近の機種なら問題ないのですが、使っている無線機器が古くてIPV6の項目がない場合があります。
しかしその環境でも問題なくフレッツマーケットに接続する事ができます。
説明の便宜上、通信環境としてNTTからレンタルされているルーターに市販の無線LAN親機をつないでいるものとします。
ルーターの機種によって項目が異なる場合がありますが、基本的な考え方は同じです。

手順1 NTTのルーターにブリッジ設定という項目があり、この中にIPv6ブリッジという項目があるので、その無線LAN側にチェックを入れます。
rooter

手順2 標準(ルーターモード)状態の無線LAN機器の設定画面で暗号化キーなどを登録します。
最近の機種では、あらかじめ設定されている暗号化キーが本体の側面に表示されているものがありますが、この場合は設定画面を開く必要さえありません。

手順3 無線LAN機器をHUBモードに切り替えます。
機種によって操作は異なりますが、HUBモードに切り替えるには本体背面のディップスイッチをONにするなどの方法が一般的です。
HUBモードに切り替えたら配線も変更します。ルーターからのケーブルをWANポートからHUBポートに差し替えます。

以上の操作でNTTのルーターが持っているIPv6ブリッジ機能が有効になりますのでご参考まで。
あとは光iフレーム本体からWiFi接続設定をすればフレッツマーケットへの接続が可能になります。