2010年12月下旬にiPadを購入しました。

自分へのクリスマスプレゼントが欲しいなと思っていたところ、ちょうどいいタイミングでソフトバンクがiPadの本体無料キャンペーンを行っていたために購入したものです。

私自身パソコンの専門家として長く活動してきてはいるのですが、実はこういったモバイル機器に関しては触れる機会も多くなくてそれほど知識もない状況でした。
しかし、使ってみてその便利さに驚愕しました。

最初に驚いたのが、ソフトウェア(アプリ)の豊富さ。
ビジネスで役立つマイクロソフトオフィス関連のファイルが扱えるアプリはもちろん、絵本や知育教育などの子供向けのもの、オンラインで対戦できるゲームやカラオケ、電子書籍・雑誌など幅広いジャンルで、しかも楽しそう、かつ利用価値のありそうなアプリが目白押しです。

その中でも私が特に便利さを実感しているのが地図アプリです。
音声ガイド付きのナビゲーションが年間利用料900円で使えるようになっており、早速ダウンロードしてみました。
車に搭載されているナビ専用機と比べれば劣りますが、機能的に事実上十分でした。

iPadのGPSは屋内でも問題なく使える事からアメリカの静止衛星を利用しているのではないようで、どういったしくみになっているのかは判りませんが、遅ればせながらこんな小さな筐体でこれだけの事を実現しているという事実を知ったのはまさに衝撃的でした。

ただ、使ってみて競合製品との比較で欠点と思えるところも多数あります。
・USBポートがない
・SDカードスロットがない
・カメラがついていない
・スピーカーが1つ(モノラル)
・FLASH,JAVAが動作しない

上記の欠点は技術面の問題ではなくいずれもAPPLEの経営戦略上の方針からそのようにしているらしく、近く発表されると見込まれているiPadの新しいモデルでは表と裏の両方にカメラが付くようです。

一方でiPadに競合する製品としてAndroid端末があります。
Androidも魅力的なアプリが多数あり、また多くのメーカーが参入していてネット上では10,000円を切った価格のものもあります。

これらの機器は標準では通話機能はついていませんが、無料電話のスカイプとポータブルタイプの無線LANルーターとの組み合わせで携帯電話と同じ使い方をする事も可能です。

タブレット型情報端末は無限大の可能性を秘めた魔法のツールだと感じています。