2011年が明けました。
我が家の年末年始はいつも通りでした。

年末は掃除、餅つき、買い物。
年明け1日は関係先に年始回りなどをした後、私の親戚関係と新年会、2日は妻の親戚関係と新年会、3日は初詣などをして過ごしました。
天候にも恵まれ、穏やかなお正月でした。

4日は高崎のヤマダ電機で行われた上州将棋祭りに参加しました。
今回は第1回という事で地元群馬の出身棋士など11名の棋士が参加しました。
群馬で将棋のイベントが行わる事はほとんどないので、このような企画が住まいの近くで行われる事は将棋ファンにとって喜ばしい事です。

私は10時30分過ぎに会場に到着。
ちょうどステージでは女流棋士の対局が行われていました。
また会場内では藤井九段や北島六段など参加棋士による指導対局も並行して行われ、さらには将棋盤と駒が20セットほど用意されプログラムで使用される以外の時間は参加者同士で自由に対局する事ができるというスペースも設けられていました。
新年早々将棋ファンにとっては願ってもない企画です。

会場内は椅子席が250席用意されていた他に立見客であふれ、指導対局が行われている席の周囲には人の壁ができていました。
こういったイベントですからそれなりに遠方から来ている人も多いはずですが、それにしても一般的には地味な趣味と考えられている将棋がこれほど集客力があるのかと驚かされました。

私はステージで行われているメインの対局を気にしつつ、自由対局コーナーで参加者を捕まえて対局を楽しみました。
最近はネットを通じて、もしくはパソコンソフトでの対局ばかりだったので、実物の盤と駒を使った人間同士の対局は新鮮に感じました。

参加されたプロ棋士の姿を見て感じた事があります。
羽生名人をはじめとした一流棋士でブクブクと太っているような人はまずいないという事です。
それはつまり自己管理がしっかりとできているという事を意味しています。

仕事やビジネスで成功している人は経済面だけでなく健康面や交友関係など人生のあらゆる面でうまくいっていると言われますが、この法則は将棋のプロ棋士についても例外ではありません。

指導対局で将棋を指していた坂東香菜子女流2級はとっても線が細くてまるでモデルのような容姿でした。
あの美貌で将棋も強いというのだから、恐るべき人物だと感じました。
もちろんそれ以外の棋士も厳しい勝負の世界で生き残ってきた人ばかりであり、やはり近くで見るとオーラのようなものを感じました。

新年からとてもいい刺激を受ける事ができました。
こんな素晴らしい企画を無料で楽しむ事ができた事を感謝します。
関係者のみなさん、ありがとうございました。