先日、依頼を受けて久しぶりに"夜の仕事"をした。
仕事の内容はチェーンストアの機器入れ替え作業。

言うまでもなくコンピュータはあらゆる業界に浸透しているが、特に小売店ではその役割は重要となっていて、今日ではPOS(ポス)がほとんどのスーパーに導入されているのは御存知の通りだろう。

そしてスーパーは年中無休で営業しているため、機器の入れ替えは営業終了後や24時間営業の店舗の場合はお客さんが少なくなる深夜に行われる事が多い。
なので夜の仕事は結構多い業界なのだ。

今回は群馬県内に3店舗あるスーパーがその対象。
別の担当者の方と2名での作業となった。

こういった作業を行う場合の特徴として、待ち時間が長い事が挙げられる。

装置を一つ交換しては"本部" に連絡。
"本部"では、店舗で交換された機器の接続設定や動作確認を行った上で、作業員に連絡。
その繰り返しという場合が一般的。
この場合、作業を行っている店舗が少なければ問題ないが、日本各地で作業が行われていると"本部" が忙しくなり、作業する側の待ち時間が長くなる。

今回も作業そのものの時間よりも待ち時間の方が長かったが、逆に考えれば作業自体をゆっくりと丁寧に行う事ができたのでこのくらいでちょうど良かったとも言えるかもしれない。

私自身が深夜に買い物をする機会がほとんどないため、24時間営業のスーパーに深夜の時間帯に滞在するのは恐らく初めての経験だったが、女性を中心に多くの人が働いている。

人それぞれ事情があるのだろうが、多くの人が家族との団らんや睡眠の時間に仕事をしている人がいるからこそ便利な生活が享受できるのであり、その人たちに対して頭が下がる思いだった。

いろいろな面で勉強になった3日間だった。