ゴルフを始めてからずっと自己流でやってきたのですが、先日初めてプロに教わる機会を得ました。
私の事務所から車で20分ほどの所にある練習場で毎週木曜日、プロが無料でレッスンしてくれるという企画があり、初めて利用してみたのです。

受付にてプロのレッスンを受けたい旨伝えるとカードが渡されるので、それをテーブルの上に置いておけば、プロが順番に回ってアドバイスをしてくれるというしくみになっています。
レッスン希望者は2階の打席を利用するよう伝えられたので、早速2階へ上がり、靴を履き替えるとウォーミングアップをしてからショートアイアンから打ち始めました。

私が相談したかったのはドライバーショットです。
高い弾道で真っ直ぐに飛ぶ事もありますが、左に曲がったり弾道が低いまま飛距離がでないといったミスショットも多く、これを安定させたいという希望があります。
レッスンが始まったばかりの時間帯という事もあってか、プロの先生は一人の生徒に長い時間教えていたようでした。

やがてプロが私のところに来てくださり、早速レッスン開始です。
私は上記の悩みを伝えると、それでは打ってみてくださいとの事で、ドライバーで3球打ちました。
私はスタンスの向きやスイング軌道、フェイスの向きといったショットに関する指導をされるものと思っていたのですが、指摘されたのは意外な事でした。

私の場合、構え方、すなわち膝や股関節、背筋といった回転の軸になる部分がしっかりしていなかったために回転軸がぶれて、それを無意識に手首で補正していたためにショットが安定していないという事でした。
さすがはレッスンプロ、自分自身では全く気付かなかった問題をわずか3球打つ間に見抜いていました。

その後の時間で正しいアドレスを教わったのですが、私自身、腰の回転が小さいのは体が固いためであり、飛距離がでないのもしかたないと思い込んでいた事が実はそうではなく、股関節の使い方に問題があった事に気づかされました。
目からウロコが落ちた思いでした。
今回の経験から、専門家に相談する事の大切さを学びました。

パソコンでも同じです。
あなたが悩んでいる事、うまくいかない事でも、専門家に相談すれば一瞬で解決する可能性が高いのです。
さらに言えば、今自分が悩んでいる事は、すでに誰かが解決しているのです。