最近はお客さん先に訪問するために車で移動する機会が比較的多くなっているのだが、走っていて気が付くのは店舗や事務所の撤退だ。

よく通る道の脇に大きくてきれいな看板を出していた印刷会社があったのだが、今日通ったら事務所や看板など全てが白いペンキで雑に塗りつぶされている。
事務所移転なら張り紙くらいはするはずだから、廃業という事なのだろうと推測される。

また伊勢崎の街中を走ってみても、最近まであった会社が知らない間に看板が白くなっているというところを良く見かけるようになった。

テナントビルなど、8部屋全て入居していたのが1部屋を残して撤退してしまったところもある。
本当に厳しい状況だ。
これからも多くの失業者が出る事は避けられない状況だ。

リーマンショックから1年。
政府は日本の景気は底を打ったなどと発表しているが、巷には非常に厳しい風が吹いている。
景気の回復までいかにして生き残るのか、それが企業経営者にとっての当面の課題だと言えるのかもしれない。