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先日のテレビで婚活をテーマにした番組を流していた。
婚活というのは最近使われるようになった用語で、就職活動を就活と呼ぶように結婚活動を婚活と呼んでいるらしい。

その番組では、ネットの結婚相談所に登録して相手を探している人など多くの女性が取り上げられていた。

ネットの結婚仲介を利用しているある30代の女性は20代の頃は多くの男性からアプローチがあったが、30代に入ってそれがかなり減ったという。
また40歳の女性は、30代後半くらいから時間が無くなってきたと感じていたが、40になって焦りに変わった、今直ぐにでも結婚したいと語っていた。

このような内容の番組によく顔出しで出演できるなというのは別として、こういった、いわゆる適齢期を逃してる女性の多くに共通するのはプライドが高いという事だろう。

これまでもそれなりの多くの出会いがあったはずだが、自分はこの程度の男性と結婚するようなレベルじゃないという思い込みから結婚のチャンスを見送ってしまい、その結果徒に年齢を重ねてしまったのだ。
そして、その失った時間は絶対に取り戻せない。

もっとも、これが結婚前だからまだいいのかもしれない。
中には結婚してから自分はなぜこの程度の男性と結婚してしまったのだろうと後悔して離婚を繰り返す人も少なくないからだ。

スポーツで全日本の選手になったりオリンピックにまで出場した人などはこのプライドのために結局結婚できずに生涯独身のままという人も意外と多い。
もちろんその人にとって結婚が幸せとは限らないが、少なくとも独身では子孫を残す事さえできないし、年をとった時に頼れたり一緒に過ごせるパートナーがいないという人生が幸せだと言い切れる人がどれくらいいるだろうか。

結婚に限らず仕事でも同じだが、プライドが高い事が成功を阻害するというのはよくある事。
プライドも結局は人間の奢った心からくるものだ。
成功を阻害するのは自分自身の心であるという法則はここでも生きている。