数ヶ月前のある日の事、とある知人から画像が添付された一通のメールが届きました。
そのメールにはこんな事が書かれていました。

"この画像を知人7人に転送すると幸せになると言われている。"

添付されていた画像は、沖縄で撮影されたとされるもので、人の両手が雲の切れ目を開いているような不思議な写ものでした。

これはネット上に出回っているものですからあなたも一度はご覧になった事があるでしょう。
見た事が無い人は "神の手" というキーワードで検索すると見られます。

私が最初にこれを見た時、雲がこんなリアルな人の手の形になるものだろうか?という素朴な疑問を持ったのですが、この直感はどうやら正しかったようです。

実はこれ、画像処理ソフトで巧妙に加工されたニセモノの写真でした。
この画像の元になったのはこの記事ではご紹介できないトンでもない画像なのです。
こちらも検索すれば知る事ができますが、良い子は見ないほうがいいでしょう。

これは実はチェーンメールと呼ばれるもので、以前にあった幸福の手紙のメール版です。
本来ならスパムに該当するものですが、このようないかにも幸せになれそうな写真が添付されていると思わず知人に転送してしまいたくなるのも無理からぬ事でしょう。
しかし、写真の中にウィルスが仕込まれている場合もあるので絶対に転送してはいけません。

ネット上に流れている画像や動画で、ありそうもないものや不自然なものを見たら、本物かどうか一度疑ってみる習慣をつける事が大切だと思います。

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