このところ、私の本業であるパソコンのトラブル対応で、立て続けに "突然パソコンが起動しなくなった" というお客様から対応依頼をいただきました。

1件がノートPC,もう1件はデスクトップPCでした。

ノートPCの方はHDD(ハードディスクドライブ)がクラッシュしてしまったのが原因でした。
この場合はHDDを交換するしか復旧の方法がなく、新しいHDDに交換してウィンドウズの再インストールを行いました。

このPCは業務で使用しているため、毎日必要なファイルのバックアップを行っていたため失ったものは最小限で済みましたが、それでも受信メールの一部などは回復する事ができませんでした。

一方のデスクトップのお客様は趣味で音楽や映像をダウンロードするなどして楽しんでいたのですが突然パソコンが起動しなくなったという事で、調べた結果部品などハードウェアの原因ではなく、何らかの理由でウィンドウズが不安定になっていた事が原因でした。
この場合は部品交換は必要なく、HDDをフォーマットして、同様にウィンドウズの再インストール作業を行う事で初期状態に戻す事ができました。

動画や音楽は全てDVDなど別のメディアに保存してあるという事だったのでデータ復旧を考慮する必要はありませんでした。

このブログでこれまで何度か書いていますが、パソコンを使い続ける限りこういったトラブルは必ず発生すると考えてください。

業務で使っているパソコンはもちろんの事、趣味で使っているパソコンでも、旅行先や運動会で撮影した写真など失ったら2度と回復できない情報が入っているのではないでしょうか?

パソコンにトラブルが発生する事が避けられないのなら、その日がいつ来てもいいようにあらかじめ備えておくというのが正しい考え方です。

そのために必要なのはバックアップです。

バックアップとは、記憶装置のトラブルに備えて必要なファイル(文書や受信メール、写真)などを他のメディアへコピーをとっておく事を意味します。
この、"他のメディア" というのが大切なところで、例えば、Cドライブにあるマイピクチャの写真をDドライブにコピーしておくのはバックアップとしての役目を果たしていません。

CドライブとDドライブは一つのHDDの領域を分割しただけに過ぎませんから、機器が壊れてしまえば両方とも同時に失ってしまいます。

バックアップとしてお勧めなのはDVD-RAMです。
DVD-RAMはマウスの操作で簡単にコピーができて、しかも容量が大きいという特長があります。
最近の機種ならほとんどのPCでこのドライブを装備しているのではないでしょうか?

バックアップを確実に行うポイントは、その操作を一連の作業の中に組み込んでしまう事です。

私のお勧めする方法は、コピーソフトを使う方法です。
コピーソフトとは、あらかじめどのファイルをどこにコピーするかという条件を複数指定する事ができ、ワンクリックでそれが実行できるという便利なものです。
条件指定の中には、同じファイル名だった場合は日付を比較して新しい場合だけコピーするなど細かい指定が可能であるため変更のあったものだけをコピーする事が可能です。

フリーソフトでもさまざまな種類のものが公開されていますので一度お試し下さい。


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