ITコンサルタント オフィスハピネス

1999年からIT・パソコン機器の技術支援事業を行っています。 2023年で創業から24年を迎えます。 これまで10,000件以上の案件に対応してきました。 群馬県、埼玉県、栃木県なら訪問でのサポートを、それ以外はオンラインや遠隔操作にて問題解決しています。

2014年01月

群馬県でパソコン技術支援を行っている業者です。

個人及び20人以下の規模の企業・法人様を対象としてサービスを提供しています。

コンピュータ機器の導入・入替作業・修理やトラブル解決などが得意です。。

連絡先

TEL 0270-24-6253

携帯 090-8490-5606

後閑克己

Youtubeで動画を公開しています。

過去の勤務先に感謝

私は過去に栃木県に存在していた会社に勤務していた事がある。
当時の時の事を今でも懐かしく思い出す。
私が入社した頃のその企業は、地方都市の小規模な会社としてはかなり進んだ技術を持っていた。
まだWINDOWS3.1もDOS/Vも登場する前、パソコンをケーブルでつなげて資源(ファイルやプリンタなど)を共有できるLANを使ったソフトウェアの開発及び販売を行っていた。

その時、私は別の企業に勤務していたのだが、この会社の噂を聞いて、ある日 この会社を訪ねて東京で開催されていた展示会に足を運んだ。
この会社(S社)が出品しているブースに展示されていた機器は、パソコンが3台程度接続されて、テキストで構成されたシンプルな画面が表示されている、現在の技術と比べれば非常にお粗末ともいえるものだったが、当時はそれが最先端のパソコンネットワークであった。
私はそこで、当時副社長を務めていたF氏と出会い、この会社に興味がある旨を伝えた。
これが私がS社に入社する事になった経緯である。

そうはいっても、S社は当時社員10人に満たない小規模な企業で、群馬県と隣接しているA市でテナントを借りて営業していた。
今思うと、この会社はとても働き易い職場環境だった。
経営者も30代半ばと若く、自身もソフト開発出身だったので仕事をし易い環境を用意してくれていたと感じる。
業務案件も多く、また個々の案件の単価も比較的高額のものが多く、なぜこんな地方の小さな会社がこんなに仕事を、それも直接案件で受注できるのだろうと不思議に思ったほどだった。

入社して3年目には社員旅行で海外にも連れて行ってもらった。
そんなことで順風満帆だった業績も、時間の経過とともに少しずつ陰りが見えてきた。
私が考えるに、順調に業績を伸ばしてきた事で経営陣が強気(傲慢?)になり、自分なら何やっても成功すると錯覚してしまったのではないか?
それまでの2倍以上の広さの事務所に引越し、新卒を採用するようになるなど徐々に売上が伴わない投資が増えていったようだった。

そして、最後の事務所となった私鉄の駅近くの新築のビルに引越した頃には、かなりの額の累積赤字を抱えていた。
創業社長を降格させ、親会社から新社長を招いてテコ入れを図ったりしたが業績は好転せず。
最後はまとまった数の社員を減らしても追いつかず、最終的には法人を解散した。(その頃にはすでに退職していたので詳しい事情はわからない)

情報通信技術がこれだけ進んだ今日、この会社がもし活動していれば、何かおもしろい事をしていただろうな と考える事がある。
現在株式を上場しているようなITベンチャーの一翼となっていたかもしれない。

都内の展示会で出会ったF元副社長も数年前、還暦前に他界されたと聞いた。
元社員もバラバラになり、数人を除いて消息は分からない。
しかし、この企業での経験が自分自身の成長に大きく影響している事は間違いない。
当時の先輩や同僚、顧客や取引先の皆さまなど私を鍛えてくれた全てに人たちに感謝申し上げます。

コミュニケーション能力を高めよう

先日、とある農業機械販売会社に問い合わせた時の事。

(女性) はい、○○社○○営業所です。

(私) もしもし、現在そちらで購入したトラクターを使っていて、型番はXX-1234です。
   これのロータリーの爪(※1)を交換したいので、適合する型番を知りたいのですが?

(女性) ではこちらで調べて用意しておきます。

私は買うとは一言も言っていない。
あくまで対応する部品の型番を尋ねているだけなのだ。

相手は部品を交換したくて型番を尋ねているのだから購入希望なのだろうと勝手に思い込んでこのように答えたのだろうが、私はこの営業所からその製品を購入するつもりはなく、ネットで購入するしようと思っていたのだ。

もし私が社員を評価をする立場の人事担当者なら、今回の電話応対は0点にするだろう。
尋ねられた質問を理解して、それ以上でもそれ以下でもない的確な内容を答える、これが私が考えるコミュニケーションの基本であり、それを実践する事はさして難しい事ではないはずだ。

なまじ"気のきいた答えをしたい" などと考えると、先走って冒頭のような的を得ないピント外れの回答になってしまう事が多い。
相手から訊かれた事のみをできる限り的確に答える、これを意識しているだけでコミュニケーション力はかなり上がると思う。
(※1)トラクター後部のロータリーに付いている土を掘り起こす部分

久しぶりの電話、その結末は・・・

高校の同級生から久し振りに電話がかかってきた。
久しく会っていない相手である。

今日時間取れる? 久しぶりなんで情報交換したいんだけど・・ というお誘いの電話だった。
一般的に数年〜十数年ぶりに電話がかかってくる時は、多くの場合は以下のいずれかに該当する用件の場合が多い。

マルチ商法の勧誘
カルト宗教の勧誘
政治・選挙がらみ
借金・寄付の申し込み
その他高額商品の勧誘(保険、車、不動産、宝石など)

電話があった時に怪しい感じはしたのだが、真意が気になったのでお誘いに応じて指定されたファミレスに行ってみた。
相手は後輩と称する男性と共に二人で来ていた。
着席するなり、久し振りである事を強調する世間話が始まる。
後輩と称する男性はこちらを妙に持ち上げる内容の話しをしてくる。
その後、同級生のカバンから何かの組織が発行する冊子がでてきた。
私に進呈するという。
案の定、今回はカルトの勧誘だった。

後輩なる人物から話にでた、その仏教系を装った新興宗教の名前は聞いたことはなかったのだが、WEBで調べてみると、出るわ出るわ、○○会被害の実態 とか ○○会のウソを暴く などのサイトが続々とヒットした。
ネットの情報なのでもちろんそのまま信じる訳ではないのだが、これだけ出るとやはり何らかのイカガワシイ団体であるのは確実なのだろう。

さして興味もないので、話が長くなる前にお茶代を置いて、そそくさと席を立って帰ってきた。
数百円と2時間が無駄になったという気がしないでもないが、最初に電話があった時に感じた怪しそうという直感が正しいかどうか という結論を知る事ができたので元はとれたのかな?
些細な出来事だが世の中の一端を知るきっかけになったと感じた一件だった。

成功は "決断" から始まる

2014年がスタートして2週間。
今年は寒さが厳しくて乾燥した日が続いていますが、風が吹かないだけ過ごしやすく感じます。
さて新年最初は決断というテーマで書いてみます。

私はジェームス・スキナー氏の影響を多分に受けています。
ジェームス・スキナー氏に関しては私がここに書くまでもない成功した事業家として、また人を成功へと導く優秀なコーチとして知られている方です。
ジェームス・スキナー氏の講座では、人が成功を目指す第一歩として必要なのは"決断"だと語られています。
決断とはその文字が示す通り、決める事、そして決めた事以外の選択肢を断ち切る事です。
この"決断"、ただ決めればいいのですが、これが簡単そうで難しい。

最近、私の周囲で起こった出来事を参考に "決断" について考えたいと思います。

私が住んでいるすぐ近くに店舗向けのテナント物件があります。
ここは10年近く前までは女性が飲食店を営んでいたのですが、そこが閉店してからは新しい店が短期間に開店・閉店を繰り返しています。
直近では去年の10月にオープンした飲食店が11月には閉店していました。

これから先はあくまで推測です。

ここの大家さんは、物件に係る税金などの維持費を支払っているはずです。
当然ながら空家の状態が長く続くのは避けたいところ。
そこで、お店を始めたいと考えている人に対して当初は格安料金で(2ヶ月無料といった条件で)入居者を募っているのではないかと思います。

それを聞きつけて、自分の希望する場所や内装ではないながらも試しにやってみようという人がお店を始める。
しかし、お客は入らない。
それなら家賃が発生する前に撤退しようという事で短期間で閉店する。

初期費用が安いからと "軽い気持ちで" 店を始める・・・これでは店が繁盛するという展開は望むべくもありません。
なぜならそこには"決断"といった概念が全く存在していないから。
決断とは、既に述べた通り "決めた事以外の選択肢を断ち切る事"。

飲食店を開店するなら、"お客が入らなかった場合はまた元の仕事をすればいい" という準備を完全に捨てる事ではないでしょうか?
"ここを絶対に繁盛店にする" という強い決意+うまくいかなかった場合の"バックアップ"を捨て去る この2つが揃って初めて"決断" という事になります。

人は誰でもその時の"気分"、"感情"に応じた波動を出しているという説があります。
私自身もこれを支持しています。
この "自分が出している波動" と釣り合った結果を引き寄せる・・・これが"引き寄せの法則"の骨子です。
つまり、"試しにやってみる波動" を出している人は、そういった結果を、"絶対に繁盛店にする" という決断の波動を出している人はそれに見合った結果を得ている という事になります。

具体的には、決断して店を運営している人は、店にお客を呼び込む事ができるアイディアが出てくるとか、お客が喜んでくれるサービスを思いつくとか、そういう事です。

決断する事、全てはそこから始まります。
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