ITコンサルタント オフィスハピネス

1999年からIT・パソコン機器の技術支援事業を行っています。 2023年で創業から24年を迎えます。 これまで10,000件以上の案件に対応してきました。 群馬県、埼玉県、栃木県なら訪問でのサポートを、それ以外はオンラインや遠隔操作にて問題解決しています。

2007年08月

群馬県でパソコン技術支援を行っている業者です。

個人及び20人以下の規模の企業・法人様を対象としてサービスを提供しています。

コンピュータ機器の導入・入替作業・修理やトラブル解決などが得意です。。

連絡先

TEL 0270-24-6253

携帯 090-8490-5606

後閑克己

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自作パソコンの勧め

あなたはどのようなパソコンを使っていますか?

ここでいう "どのような" とは、具体的なメーカーや機種、あるいは搭載しているOSを指しているのではありません。

私は現在家庭や職場で使われているパソコンは、大きく3つに分類できると考えています。
これは私が勝手に考えているだけですから、一般的な見解とは異なるかもしれません。


1. いわゆる"大手電機メーカー"の製品

家電量販店やテレビショッピングなどで一般的に販売されているパソコンです。
ソニー、富士通、NEC,日立などのパソコンがこれに該当します。

2. メーカー直販。

どちらかというと家庭用というよりもビジネス用途に適した製品です。
代表的なところでは、エプソンダイレクト、デル、ヒューレットパッカードなどが販売しています。
上記の電機メーカーは、家電量販店などで販売しているものとは別に直販で別のモデルを販売している場合もあります。


3. 上記のどちらでもないパソコン。

ショップブランドや自作パソコンがこれに該当します。



それぞれの利点・欠点を考えてみます。


○メーカー製品のパソコン

利点:
家電量販店や通販などで売られているため購入しやすい。

欠点:
必要ないテレビチューナーや無駄なソフトが付いてくる。
専用部品などが多く使われているためにそのメーカーでないと修理できない場合がある。


○直販パソコン

利点:
一部の部品が選べるので、希望する性能に近いパソコンが入手できる。
無駄なソフトが入っていないため経済面で優れている。

欠点:
お店に展示されていないため、購入前に実物を確認するのが難しい。
慣れていないと購入手続きが煩雑


○自作パソコン(またはショップブランド)

利点:
全ての部品を自由に選べるため、ほぼ100%希望通りのパソコンが入手できる。

欠点:
部品の選択や組み立てにはそれなりの知識や技術が要求される。
パソコン全体としての保証がない。(ショップブランドはあり)


一般的に、パソコンをより使いこなすようになるにしたがってメーカー製から離れていく傾向にあると言えます。
特に最近のメーカー製パソコンは、テレビなのかDVDプレーヤーなのか分からないほど様々な映像・音楽機能が満載です。

パソコンにそういった機能を求めているなら買ってもいいと思いますが、テレビは別にあってパソコンをテレビ代わりには使わないという方ならメーカー製のパソコンはお勧めしません。
お勧めしないというより、勝手はいけないと言えます。

必要ない部品が搭載されているというだけでパソコンの起動時間が遅くなる原因にもなりますし、なによりもそれだけ無駄な機能にお金を払っている事になります。


ある程度使いこなしている方には、直販モデルをお勧めします。

それなりにパソコンを使いこなしてくると、それさえも不満が出てくるかもしれません。
その時は、自作パソコンをお勧めします。

プロ野球の選手が市販のグラブやバットを買って使う事がないのと同様、パソコンを使いこなしているプロが市販品をそのまま使う事はほとんどないのです。

24時間テレビという詐欺番組

先週末は24時間テレビなる番組が流れていた。
何でも還暦を過ぎた芸能人が長距離を走る姿を見せる事で障害者や病気の人を励ますのだという。

私自身、今年の番組はほとんど見ていないが、過去に見た時は障害者施設に車椅子を贈ったり、高齢者向けの巡回入浴カーなどを購入するために募金を呼びかける内容だった。

日本全国から寄せられた、1円玉や10円玉が入れられた大量のペットボトルが画面に大きく映し出されていたシーンを覚えている。

大きく趣旨が変わっていなければ恐らく今年も同じ趣旨で番組が製作されたはずだ。

この番組は放送した局にとって非常に大規模なプロジェクトであり、数ヶ月前から同局の別の番組で、この番組の内容が何度も宣伝されていた。
それだけ同局にとって重要なプロヘクトであり、当然それだけの収益が見込める番組だったはずだ。

チャリティを前面に打ち出し、弱者に焦点を当てて一般視聴者に募金を呼びかけておきながら、その番組を作成・配信している企業は巨大なスポンサー収入を得ている。
これが偽善でなくして何が偽善なのだろう。

消費者金融というビジネスが、利息制限法に違反する高い金利を設定しておきながらこれだけ利用者を広げ、巨大な利益を得ているその原動力はテレビコマーシャルにあったはずだ。

そういったグレーなビジネスを支援するのは反社会的な行為だといえる。
そのようなインチキまがいのビジネスを行っていながら一方では視聴者に小銭の募金を呼びかけるとは何たる矛盾。

こんな企業に放送の免許を与えている総務省も猛省が必要だろう。

あの業界からは献金をたっぷりもらってるから何も言えないって?
やっぱりね。

ワンクリ詐欺は無視すべし

先日のNHKの朝のニュース番組でワンクリ詐欺についての話題を放送していました。

ワンクリ詐欺とはワンクリック詐欺とも呼ばれ、不特定多数のネット利用者を対象にした、いわゆる振り込め詐欺の一種です。


以下に概要を説明します。

1. 検索サイトでアダルト系のキーワードを入れてサイトを検索。

2. 検索にヒットしたサイトを開き、そのページの中の女性の写真(サムネイル)をクリックします。

3. その画像の拡大写真が表示されると思いきや、いきなり "ご入会ありがとうございます" などと有料サイトに入会したかのようなページが現われる。

4. そのページには自分で利用しているプロバイダ名やパソコンのOS、IPアドレスなどが表示されるため、自分のパソコンから個人情報が読み取られ、それがサイトの運営者に渡ったかのように誤認させられる。

5. そのページ内には支払い金額(90日間で30,000円〜60,000円程度)とその振込先口座番号、及び支払い期限内に支払わない場合は法的手続きを取るといった警告が表示されている。

これが一般的なワンクリ詐欺です。


こういったサイトはネット内に無数にあり、大手プロバイダが提供しているブログサービスに仕掛けられている場合もあります。

その番組では、子供がこのワンクリ詐欺のサイトにアクセスしてしまい、その話を聞いた親御さんがその運営者に電話で連絡したと報じられていましたが、仮にアクセスしてしまってもこちらからは絶対に相手に連絡してはいけません。

サイトの運営者が、自分のサイトにアクセスしてきた利用者の住所や名前などの個人情報を自動的に取得できるはずがありません。

そもそも、アダルトに限らず、株式投資でも音楽ダウンロードでも、有料で情報を提供するサイトの利用料金が後払いになっている事などまずあり得ない事です。

そのような方式にすれば最終的に回収できなくなる可能性が高いからです。


本来の有料サイトはクレジットカードや銀行振込などで料金を支払って初めてID,パスワードが発行され、その情報にアクセスできるというしくみになっています。

それ以外の場合はまず怪しいと考えて差し支えありません。


仮にそういったワンクリサイトにアクセスしてしまった場合でも、あわてずに、無視して放置しておけば何の問題もありません。

犯罪集団が利用者に対して自分の運営する詐欺サイトの代金の請求訴訟を起こす事など考えられません。

子供がこのようないかがわしいサイトにアクセスしてしまう事を未然に避けるためには、パソコンにフィルタリングという設定を行う必要があります。

フィルタリングは市販のソフトを使う方法やプロバイダの提供するサービスを利用する方法などがあります。
詳しく知りたい方は個別に対応しますのでメールでご相談下さい。


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パスワードの桁数が違うのはなぜ?

パソコンを使っていると、どうしても多くの種類のパスワードを扱う事になります。

○ウィンドウズのログインパスワード
○メールアカウントのパスワード
○特定のサイトにアクセスするためのパスワード
○ブログの管理画面へ入るためのパスワード
○ネット証券やネット銀行へアクセスするためのパスワード

その他、いろいろなパスワードの管理に手を焼いている方も多いかもしれません。

このパスワード、入力するボックスには打ち込んだ文字は表示されず "*" アスタリスクが表示されるのが普通です。
また、あらかじめID,パスワードが入力されている画面を開くとパスワード部分が "*" で表示されています。

このパスワード部分の表示について、ソフトによっては実際のパスワードと画面の "*" の数が異なる事があるのに気づきませんか?

実際に打ち込まれているパスワードは5桁なのに、"*"が8つ表示されていたりする場合があります。
あるいは、実際には8桁あるのに画面上のテキストボックスの "*" は1つしかない というパターンもあります。

実はこれ、安全性を高めるためにあえてこのように作られているのです。

例えば、悪意を持った第3者がその持ち主に気づかれないようにパソコンの操作を試みたとします。
そして、その情報がパスワードで保護されていたとします。

この場合、"*" の桁数と実際のパスワードが同じだったとすればそれだけパスワードが推測されやすくなります。
一方、パスワードの桁数さえも分からないとなれば、正しいパスワードを推測する事自体、極めて困難になります。

現在、多くの銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどの暗証番号は4桁と決められていますが、この桁数を不定にするだけで暗証番号は飛躍的に解読されにくくなるはずです。

指紋や手の血管のパターンを読み取る生体認証を使っている金融機関も増えていますが、この桁数を不定にするという方法でセキュリティを高めようとする金融機関がでてこないのは不思議です。

これを作れば世紀の大発明

梅雨入り頃から今頃の時期くらいまで雑草が最も伸びる季節となる。

庭でも川原でも公園でも、人が手を入れない限り数十種類という多種多様な雑草が次々と伸びてきて、土地が雑草に侵略された状態になってしまう。

JRや高速道路会社も毎年、雑草退治を専門の業者に依頼するなど大掛かりな予算を投入している。
また、遊休地をかかえている我が家のような元農家にとっても、この雑草対策は本当にやっかいな事なのだ。

除草剤やトラクターを使って雑草を退治しているのだが、1円の収入ももたらさない土地を維持するのに年間で数万円もの経費を投じているのが現状だ。
もちろん我が家だけでなく、遊休地を持っているところはどこでも同じだろう。

雑草は土地の乾燥を防ぎ、昆虫や小動物の生息場所を確保するという役割があるのだが、人間にとっては迷惑以外のなにものでもない。

私が考える世紀の大発明とは、この"雑草対策"を簡単にできる方法だ。

その条件として以下のような事を満たしている必要があるだろう。

除草剤のように人体に有害な成分を含まない事。
女性や年配者でも比較的簡単に扱える事。
経費が現在のトラクターを使用する場合より低く抑えられる事。
土地そのものに大きなダメージがない事。
比較的短時間で作業できる事。

これらの条件を満たして雑草を退治する方法を考え出せば世紀の大発明となり、発明者は億万長者間違いない。

例えば、ある土地の4隅を電極で囲い、特定の強さの電流を10秒間流すとその中の雑草は全て枯れるなどといった方法なら理想的だろう。

どなたか頭のいい人にぜひ考案して欲しいものだ。

自分に幸せをもたらすのは他人です

これ、銀座まるかんの創業者 斎藤一人さんの本に出てくる印象的なフレーズです。

自分に幸せをもたらすのは他人

それまで意識して考えた事もありませんでしたが、言われてみれば確かにその通りですね。

ビジネスをやっている人なら、自分が扱っている商品やサービスにお金を出してくれる他人がいなければそのビジネスは成り立たちません。
会社員なら、自分を評価してくれる上司がいて初めて出世できる訳だし、自分を認めてついてくる部下がいるから上司になれるのです。
もちろん自分に給料を払ってくれる経営者も他人です。

恋愛や結婚、家庭生活でも同じですね。

そういった人たちと出会ったり好かれる努力をするのは自分だけど、最終的に自分を認めて、自分を選んでくれる = 自分の幸せの鍵を握っているのは彼らである事は間違いない事です。

という事は、いかに他人に好かれるか という事が自分が幸せになれるかどうかを左右するポイントという事になります。

単純に収入面だけで考えても、芸能人、スポーツ選手、作家、漫画家、経営者などより多くの収入を得ている人のほとんどは多くのファンがいて、多くの人に好かれています。

その本に書かれていた他人に好かれる努力というのは別段難しい事ではありません。

明るい色の服装を心がける。
相手のためのおしゃれをする。
常に笑顔で過ごす。
相手に感謝の気持を忘れない。

この程度の事です。
特にお金もかかりません。

さっそく今日から実践しましょう。

誤って削除してしまったデータを復元する

先日、あるお客様から緊急の電話が入りました。

"サーバーに保存してあった設計図面などのデータを誤って削除してしまった" との事。

ファイルを誤って削除してしまった場合でも削除した直後に気づいて、そのドライブ(ハードディスク)へのアクセスを中止すれば、データを復元できる可能性があります。

これを理解するには、パソコンがハードディスクなどの記憶媒体にどのように記録しているかというしくみを理解する必要があります。

かなり専門的な内容なのですが、分かりやすく説明してみます。

ハードディスクは、データそのものを記憶する部分と、そのデータが記録されている場所などの情報を記録した索引部分に分かれています。

パソコンがデータを読み書きする場合、まずは索引部分を読みに行きます。

操作者がワード文書を開くために、"マイドキュメント" フォルダを開いたとします。


そしてその中に
2006年賀.doc
同窓会名簿.xls
緊急連絡網.doc
という3つのファイルがあったとします。

これは、Windowsが索引部分を見て表示しているのです。

索引には、これらのファイルの大きさや実際に記録されているデータ部のアドレス(場所)などの情報が登録されています。

このうち、"緊急連絡網.doc" というファイルを削除したとします。
削除の操作をすると、Windowsは実際のデータ領域には一切触れずに、索引情報からそのファイルの登録を削除するのです。

ファイルをコピーするのに比べて削除が圧倒的に早いのはそのためです。

そして索引が削除されてしまうと、削除される前に存在していたデータ領域の部分は、何もないものとして扱われ、新たにファイルをコピーするなどデータを書き込む操作が行われると、その領域に上書きします。

ですから、誤操作でファイルを削除したとしても、それはあくまで索引を削除しただけですので、その索引が復元できればデータ自体の復元も可能なのです。

また、削除した直後に気づいて使用を中止すればというのも上記の理由からです。


ですから、データを削除してから処分したつもりのパソコンから情報が漏洩するというのも、データの保存がこのようなしくみになっている事を考えれば理解できるでしょう。


ごみ箱に残っているのではないか? と思われたかたもいらっしゃると思いますが、ごみ箱に残るのは自分のパソコンのドライブ(ローカルディスクといいます)からファイルを削除した場合であり、サーバーのように、ネットワークでつながっているディスク(リモートドライブ)の場合ゴミ箱に入らずに削除されてしまうのです。

こういった場合、とにかく誤操作に気づいた時点で冷静に対処するのが大切です。

具体的な操作は、データを復元するソフトを使用して作業します。

今回、連絡のあったお客様のサーバーからデータの復元を試みた結果は、削除してしまったデータをきれいにそのまま復元できた訳ではありませんが、必要なデータの多くは何とか復元に成功し、事なきを得たのでした。
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